3D映像も超解像で高画質

東芝、「レグザエンジン CEVO Duo」搭載“REGZA”「ZG2」 − 6ch同時録画対応の薄型オールインワンモデル

ファイル・ウェブ編集部

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2011年04月20日

高機能エンジンが多彩なコンテンツを高精細に表示

その他の高画質機能は、MPEGデコード情報を利用したMPEG圧縮フレーム解析技術について、新たにアルゴリズムを改良してノイズ低減効果を高めた「パターン抽出型3次元ノイズリダクション」を採用。より高精度なフレームごとの映像補間を行うことで、動画のキレとクリアさの両方を向上させた。

デジタル放送やBDソフトの一部にある、30p収録された映像コンテンツについては、従来は60iのビデオ素材として処理されてきたが、ZG2シリーズには新たに「2-2プルダウン処理」が追加された。これにより30p収録のコンテンツは元映像の30p信号を復元して表示するので、チラツキを抑えた、より高精細な映像が表示できるという。「2-2プルダウン処理」については、30p収録の映像の場合に自動検出して処理される。

HDMIの1080/24p入力については、従来「逆2-3プルダウン」と「2-3プルダウン」を行っていた処理をワンチップ化。不安定な処理になる場合もあった映画などの24p映像を、より安定して処理することが可能になった。また輝度やエッジ補正、超解像処理の効果などをユーザーが最適化できる詳細設定も設けている。

ゲームコンテンツの表示性能向上については、3D映像のゲームも低遅延表示が可能な「3Dゲームダイレクト」を搭載。3Dゲームの映像を表示する際にも、再構成型の超解像技術をかけながら約2.3フレーム(約38msec)の低遅延を実現した。2D映像のゲームについても、メモリ制御技術「FIFO(Fisrt In First Out)の応用により、約1.1フレーム(約18msec)という低遅延を実現している。

ZG2シリーズは超解像技術を活かした「3Dゲームダイレクト」に対応

Playstation 3をHDMIでつないだ環境では、RGBフォーマットのゲーム映像が入力された場合、映像モードを自動で「ゲーム」モードに切り替えられる機能も採用した。

PS3などHDMI接続の機器は自動的に「ゲーム」モードに切り替わる

そのほかゲームコンテンツの表示では、PSPなどポータブルゲームを接続して大画面で楽しめる「ポータブルズーム」モードを搭載。D2(480)入力時には自己合同性超解像と色超解像をかけながら、テレビ画面へのフル表示を可能にしている。WiiなどSD解像度の据え置き型ゲームの映像は、D2/480p入力時に「SDゲームファイン」モードを適用し、自己合同性超解像と色超解像をかけて2倍に拡大された映像でプレイできる。ドット感を楽しみたいレトロゲームも高画質に楽しめる「レトロゲーム・ファイン」も従来機同様に備えている。

アニメ映像の表示については、平坦部とグラデーション部に対して再構成型の超解像処理をキャンセルし、輝度・色信号の階調クリエーション効果を加えることで、輪郭部周辺に現れやすいモスキートノイズや、平坦部に現れるノイズを抑えた滑らかな映像を表示する。

アニメコンテンツの映像を高精細に表示するための各技術

ZG2シリーズではさらに「ブロックノイズクリアCEVO」により、モスキートノイズをさらに低減。昔のアニメ映像については、4対3の画角の映像に対してベースバンド3次元COMB処理を行い、ドット妨害やクロスカラー、ランダムノイズといった要素を抑制できる。

「コンテンツモード」を「アニメモード」に設定した際には、アニメ映像に最適化した再構成型超解像処理を行う。微小信号については超解像処理をキャンセルし、さらに平坦部検出をアニメに最適化。外部入力に対して映像の明瞭度を改善し、色と色との境目をクッキリと際だたせる処理も行う。これらにより、アニメ映像に適したクリアで鮮明な画像表示を可能にしている。

「おまかせモード」では、アニメ放送の映像を表示する際、EPGのジャンル情報がアニメだった場合は、自動でアニメ視聴に最適な画質調整を行う

「おまかせモード」では、アニメ放送の映像を表示する際、EPGのジャンル情報がアニメだった場合は、24Pのフィルム素材であってもビデオ素材に準じた画質調整を行い、アニメに適した画質に自動調整を行い、鮮明で色鮮やかな映像を再現する。BDディスクに収録されているアニメ作品については、元の映像の解像度がフルHDに満たない、アップコンバート収録されたコンテンツであった場合も、詳細設定メニューから「原画解像度」を選び、1280×720/960×540/720×480/640×480に設定し、超解像処理も調整される。なお本機能を使わないデフォルトの状態は、入力された映像信号を自動判別し最適化する「オート」に設定されている。また詳細設定メニューにある「プログレッシブ処理」から、アニメ収録のフレームレートを24P/30P処理から選んで設定することで、より正確なプルダウン処理が可能になり、動きに伴って発生するジャギーやコーミングなどのノイズが抑制できる。そのほか、新たに静止画表示に最適化した「写真モード」も追加された。MPO形式の3D静止画データもSDメモリーカードなどから再生できる。

原画解像度の設定画面

アプコン前のオリジナル映像に最適化した処理が行われる。デフォルトはオートに設定されている

「レグザエンジン CEVO Duo」がタイムシフトマシン録画を実現

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