ソニー、スピーカー内蔵リモコンと3Dボタン搭載学習リモコンを発売

ソニーは、メーカー設定が簡単に行える「一発！初期設定」機能を搭載し、同社製3Dテレビ用に専用ボタンも設けるなどした学習リモコン2機種と、スピーカー内蔵型のリモコン1機種の、計3製品を9月10日より発売する。

■学習リモコン
・RM-PLZ430D　￥3,675（税込）
・RM-PLZ330D　￥3,308（税込）

テレビメーカーの設定が2ステップで完了する「一発！初期設定」機能を搭載。「SET」ボタンと設定したい操作切り換えボタンを2秒長押しし、操作したい機器の付属リモコンの電源ボタンを押すだけで設定が完了する。これにより、プリセットコード表から該当する4ケタの数字を探してインプットするという従来の手間を省いた。

また、学習機能の手順を簡略化し、より簡単にカスタマイズできるようにした「かんたん学習」機能も搭載。同機能も上記「一発！初期設定」同様に2ステップで行え、「SET」ボタンと学習させたい本機のボタンを2秒以上長押しした後に、操作したい機器の付属リモコンの記憶したいボタンを押し続けることで設定が完了する。

加えて、同社の3D対応液晶テレビ“3D BRAVIA”用に「3Dボタン」を搭載。3D BRAVIAの付属リモコン同様に、同ボタンを押しての2D/3D切り換え、および2D-3D変換が行える。

そのほか、アクトビラボタンやリンクボタンも装備。LEDを3個使用した強力広角発光「ズバとびっ！」も搭載している。

両製品の違いは操作できる機器の台数で、「RM-PLZ430D」はテレビに加えて4台の計5台、「RM-PLZ330D」はテレビに加えて3台の、計4台を操作可能。対応するAV機器は、テレビのほかにBD/DVD/HDDレコーダーとプレーヤー、アンプ、スカパー！HDやケーブルテレビのチューナー、およびビデオデッキ。

また、マクロ機能も備えており、例えばリモコン付き照明などの操作にも割り当てることもできる。駆動には単3形乾電池を2本使用する。

■スピーカーリモコン
・RM-PSZ30TV　￥12,390（税込）

モノラルスピーカーを内蔵し、本体とトランスミッターで構成されるワイヤレスの学習リモコン。テレビの音を手元に置いたリモコンで聞くことができる。使用可能距離は約7mほどという。なお、上記「RM-PLZ430D/330D」と異なりテレビ操作のみの対応となる。

電源を兼ねたボリュームボタンを大きくし、つまみやすいように配慮。また適度な抵抗感を持たせて回しやすくしたことに加え、「カチッ」という音とランプで電源のオン/オフ状態確認をしやすくした。

また、その他のボタン類も大型のものを採用。色分けして視覚的に分かりやすくしたが、一方でボリュームつまみとの混乱を避けるためにテレビ音量ボタンは目立たない色にするなどの配慮も行っている。

本機もEDを3個使用した強力広角発光「ズバとびっ！」を搭載するほか、本体側面にはイヤホン端子も装備。リモコン本体用とトランスミッター用のACアダプターなどが付属するが、リモコン本体は単3形乾電池3本での駆動も可能。