オリンパス、リニアPCM対応機などICレコーダー“Voice-Trek”5モデルを発売

オリンパスイメージング（株）は、リニアPCM録音対応でUSBダイレクト接続が可能な「Vシリーズ」などICレコーダー“Voice-Trek（ボイストレック）”の新製品5モデルを8月下旬より発売する。

■Vシリーズ
・V-85（容量8GB）￥OPEN（予想実売価格15,000円前後）
・V-75（容量4GB）￥OPEN（予想実売価格13,000円前後）
・V-65（容量2GB）￥OPEN（予想実売価格10,000円前後）


USBによるパソコンとのダイレクト接続が可能なシリーズ。薄さ11mm、重さ51gのコンパクトな設計を維持しながら、従来のVシリーズから液晶の表示エリアを約30%、操作ボタンを約40%拡大してして操作性を向上させた。

録音フォーマットはMP3とWMAに対応し、「V-85」と「V-75」はリニアPCM（44.1kHz/16bit）にも対応。また両機種は内蔵メモリに加えてmicroSDカードスロットも搭載するほか、USB接続時のバスパワー充電にも対応している。

3機種とも使うシーンに応じた最適な録音設定を瞬時に設定できるシーンセレクト機能を新たに搭載。口述、商談、会議、講義の４種類のモード設定のほか、ユーザーの好みのモードを3通り設定することができる。

そのほか、早聞きや遅聞き、音声に反応して録音の開始・停止を行う「音声同期録音」などの各種機能を搭載。臨場感を高める再生機能「EUPHONY MOBILE」も搭載しているほか、「V-85」と「V-75」はノイズキャンセル機能も装備している。

さらに、最上位機の「V-85」は最新の指向特性制御技術「指向性マイクモード」とFMラジオチューナーも装備。指向性マイクモードでは、内蔵ステレオマイクでワイド側３段階、ズーム側６段階の集音範囲の切替ができる。

カラーバリエーションは、「V-85」がブラック/ゴールドの2色、「V-75」がグレー/ブルー/ピンクの3色、「V-65」がライトシルバーの1色で展開される。

■VN-8100PC（容量2GB）￥OPEN（予想実売価格7,000円前後）

USBケーブルを利用してのパソコンとの接続が可能なエントリーモデル。録音フォーマットはMP3とWMAに対応している。従来機比で40%アップとなる1.6V型の液晶を搭載し、文字サイズも大／小の選択ができるようになるなど、操作性を向上させた。

メモ（メモ録音）／商談（少人数の打合せ）／会議（人数が多い会議）という種類のシーンセレクト機能を搭載。早聞きや遅聞き、音声に反応して録音の開始・停止を行う「音声起動録音」、スキップ再生（10、30秒、1、5、10分）などの機能も備えている。

■DP-10（容量1GB）￥OPEN（予想実売価格5,000円前後）

1.78V型のフルドット大型LCDを搭載するなどで、デジタル機器の利便性を生かしたまま、アナログのシンプルな操作性を追求したモデル。録音フォーマットにはWMAを採用している。

本体前面にはボタンが5つだけというシンプルなデザインを採用。録音・再生・停止は液晶の表示にあわせてわかりやすくアイコン化されている。また、録音した音声ファイルは自動的に日付ごとにまとめられる。本体右側面の「検索」ボタンを押すと日付の画面が表示され、カレンダーをめくるような感覚でファイルを探すことができる。

早聞き1.25倍/1.5倍、遅聞き0.5倍/0.75倍、ノイズキャンセル機能などを搭載。そのほか、「音声起動録音」も備えている。

【問い合わせ先】
オリンパスカスタマーサポートセンター
TEL/0120‐084215