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2006年年頭アンケート「松下電器産業」

公開日 2006/01/04 00:22
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松下電器産業(株) パナソニックマーケティング本部 商品企画グループ グループマネージャー 藤井正義氏
「ネットワーク元年」と位置付け、広がる楽しみや感動を伝えていく

Q1:業界を取り巻く環境は日々、激しく変化しています。ユーザーの消費行動やライフスタイルは、どのように変化していくとお考えですか。

「大画面テレビのさらなる普及拡大」地デジ放送エリアの拡大に加えて、2月のトリノオリンピック等、世界的なスポーツイベントを控え、ハイビジョン放送に対する関心が高まる。それにより、37インチ以上の大画面薄型TVとハイビジョンDVDレコーダーの本格普及が進む年となる。

「SDネットワークの拡大普及」デジカメ用のメモリーカードとしてデファクトスタンダート化したSDメモリーカード。メモリーカードの70%以上が今やSDメモリーカードとなっている。今後は、携帯電話やムービー、オーディオの世界へと加速度的に広がりを見せる。その中でハイクオリティなAVライフをいつでもどこでも「手軽に」「簡単に」楽しみたいというニーズが拡大すると考える。

Q2:2006年の事業展開の中心として据える商品ジャンルについて、市場創造ならびに付加価値化へ向けてどのような提案・展開をお考えですか。

「ネットワーク元年」と位置付け、Panasonicならではの付加価値提案で市場拡大に取り組む。

「ビエラを中心としたネットワーク」
スポーツ番組に最適な動画に圧倒的に強い大画面プラズマテレビ「VIERA」を中心に、「ハイビジョンDIGA」、音の臨場感溢れる「ホームシアターシステム」をつなぎ、世界最高峰のスポーツの感動をお茶の間で手軽に楽しんでもらう提案を図る。

「SDネットワーク」
“家でも外でもどこでも”をモットーにさらに便利さを提案する。例えば、デジタルカメラ「LUMIX」で撮った写真を簡単に「VIERA」や「DIGA」や「プリンター」でハイビジョン写真を楽しむ。「SDオーディオ」はミニコンやポータブルオーディオ、携帯電話などへ広がり、新たな音楽の楽しさを提案する。SDムービーも「VIERA」や「DIGA」などAV機器との連携を強化し、簡単便利に使える提案で市場の創造拡大を図る。

「ホームセキュリティネットワーク」
「どこでもドアホン」のヒットを加速、電話やFAXとの連携を提案する。Panasonic商品を買い揃えてゆくと、楽しみや感動が広がってゆく実感を皆様に味わっていただける年にしたいと思う。

(Senka21編集部 〜 Senka21 1月号掲載メーカーアンケートより)

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