HOME > ニュース > 松下、光学12倍ズームレンズ+400万画素CCDのデジタルカメラを発売

松下、光学12倍ズームレンズ+400万画素CCDのデジタルカメラを発売

2003/10/02
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
<左>発表を行った松下電器産業(株)パナソニックマーケティング本部本部長 牛丸俊三氏 <右>DMC-FZ10(レンズフード装着時)
●パナソニックマーケティング本部は、光学12倍ズームレンズと有効400万画素CCDを搭載したデジタルカメラ「DMC-FZ10」を10月24日より発売する。価格はオープンだが、70,000円前後での販売が予想される。

本機は、昨年発売の「DMC-FZ1」で話題をさらった業界初の光学12倍ズーム・手ブレ補正機能を踏襲し、さらにユーザーの要望に応えて高画素化を図ったモデル。常時手ブレ補正機能を動作させ、フレーミング時の手ぶれも抑える従来方式(MODE1)に加え、シャッターを押して撮影される瞬間だけ手ブレ補正機能を動作させることで、より確実な手ブレ補正効果と高画質が得られる新方式(MODE2)も搭載した。

ED(特殊低分散)レンズを採用した開放絞り全域F2.8、8群13枚の新開発光学12倍ズーム「ライカDC VARIO-ELMARIT(バリオ・エルマリート)」レンズを搭載。また、同社独自の光学式手ブレ補正機能、絞り優先AEやシャッター優先AEに加え、絞りとシャッタースピードを自由に設定できるマニュアル露出機能、リング式のマニュアルフォーカス機能の搭載など、カメラとしての撮影能力を高めた。

VENUSエンジンの搭載により、斜め方向の解像度を向上させたほか、シャッター間隔1秒以下、シャッタータイムラグ約0.1秒の高速レスポンスも実現した。

絞り優先AE(A)/シャッター優先AE(S)/マニュアル露出(M)などの各モードも搭載。それぞれ細かな設定が行え、ユーザーの様々な要望に応える。

マニュアルフォーカスモードも搭載し、フォーカスリングを回すことにより手動でピントを合わせることが可能。マニュアルフォーカス操作時は液晶の中央部分を3倍に拡大できる。

そのほか、1,920×1,080ピクセルの画像を撮影し、ハイビジョンテレビなどで高画質再生が行える「HDTVモード」、リアルタイムヒストグラム表示、ホワイトバランス微調整機能など、DMC-FX1/5に搭載された機能は、もちろん本機も装備している。

また、本機専用のテレコンバージョンレンズ「DMW-LTZ10」とワイドコンバージョンレンズ「DMW-LWZ10」を12月19日より順次発売される。 テレコンバージョンレンズは630mm(35mm判換算)までの望遠(光学ズーム域)で使える1.5倍、ワイドコンバージョンレンズは28mm(35mm判換算)までの広角で使える0.8倍の倍率となる。コンバージョンレンズを装着し使用することで、28mm〜630mm(全域 F2.8)までの撮影が可能となる。

さらに同社は、高画質・フルマニュアル操作が可能なモデルを「CEATEC JAPAN 2003」(10月7日〜11日幕張メッセで開催)に参考出品することも明らかにした。本参考出品は、「撮る楽しみが味わえるデジタルカメラ」として開発され、広角のライカDC VARIO-SUMMICRONレンズ、500万画素CCD搭載、そしてダイレクトな操作感が味わえるリング/ダイヤルなどによるフルマニュアル操作が可能なモデルとなる。

【問い合わせ先】
松下電器産業(株)
お客様ご相談センター
TEL/0120‐878-365

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

製品スペックやデータを見る
  • ブランドPANASONIC
  • 型番DMC-FZ10
  • 発売日2003年10月24日
  • 価格\OPEN(予想実売価格70,000円前後)
【SPEC】
●撮像素子:総画素423万画素CCD、原色フィルター ●レンズ:光学12倍ズーム f6-72mm(35mm換算35-420mm)全域F2.8 光学式手ブレ補正機構内蔵 ●シーンモード:P/A/S/M/マクロ/ポートレート/スポーツ/流し撮り/夜景ポートレート/動画 ●記録メディア:SD/MMC ●電源:リチウムイオンバッテリーパック ●外形寸法:138.5W×87.2H×105.7Dmm ●質量:約518g(本体)