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ソニー、本体質量87gを実現した小型デジカメ「サイバーショットU10」を発売

公開日 2002/06/27 18:58
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<左>タバコと比べると本機の小ささがわかる。なお、奥行きもほぼタバコの箱と同じ程度 <右>液晶モニターは反射型だが視認性は高い
●ソニーマーケティング(株)は、デジタルスチルカメラ"サイバーショット"の新シリーズとして、小型・軽量な"サイバーショットU"『DSC-U10』を7月20日より発売する。価格はオープンだが、24,800円前後での販売が予想される。

本機の外形寸法は約84.5×39.8×28.6mm、質量は約87g(本体のみ)。写真でもわかるように小型・軽量で、手のひらにすっぽりと収まる。本体のアールは丸みを帯びており、握ったときのグリップ感も良好。軽量ながら質感が高いのも好印象だ。もちろん、サイバーショットシリーズとして最小・最軽量モデルとなる。

本機の小型・軽量化は、レンズブロックをはじめとしたICなどの新規開発、部品点数の削減、高密度実装技術などにより実現されたという。ICの新規開発により、撮影時には起動時間が約1秒と高速化したのも見逃せないポイントだ。

CCDには有効130万画素(1/2.7型プログレッシブ Super HAD CCD)のものを採用した。レンズは単焦点で、F2.8/f=5mm(35mmフィルムカメラ換算f=33mm)となっている。

上部には電源ボタン、シャッターボタン、「再生/静止画/動画」の各モード切替スイッチが、背面には1.0型の反射型LCD、メニュー操作キー、USB端子などが配置されている。

電源は、単4型電池2本を使用。電池切れの際にもすぐに入手できるので安心だ。本体に単4ニッケル水素充電池が2本と充電器が同梱されている。バッテリー持続時間は、連続最大70分/1800枚を実現。また、USBバスパワーにより、付属のUSBケーブルでPCと接続すれば、PC側から電源供給されるので、バッテリー残量を気にせず撮影ができる。ただし充電は行えない。

動画撮影機能も内蔵している。MPEG1動画を最大連続15秒記録可能。画像サイズは、Eメール添付などに便利な「ビデオメールモード(160×112ドット)」となる。

静止画撮影時には、640×480ドットサイズを0.5秒間隔で連続5枚撮影可能な連写機能も装備している。

なお、本体の発売と同時に、専用ソフトソフトキャリングケース(シルバー・ブラック・レッド・オレンジ)の『LCS-UA』が2,000円でリリースされる。

本体色は「シルキープラチナシルバー」「メタルソニックブルー」「メロウパールピンク」の3色を用意。いずれもパステル調の色調ながら、光が当たる角度によって様々な表情を見せる。

本機については、当サイト内「週刊 新製品&ベストバイ批評」において、詳しい画質レポートなどを行う予定だ。(Phile-web編集部)

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製品スペックやデータを見る
  • ブランドSONY
  • 型番DSC-U10
  • 発売日7月20日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格24,800円前後)
【SPEC】●撮像素子:1/2.7型 総画素130万画素CCD 正方形画素、原色フィルター、プログレッシブスキャン、Super HAD CCD ●レンズ焦点距離:単焦点 F2.8 f=5mm(35mmフィルムカメラ換算f=33mm) ●AF合焦範囲:0.1m〜∞ フルレンジオートフォーカス ●シャッタースピード:自動 ●液晶モニター:1.0型 反射型LCD(LCD画素数:約6.5万) ●フラッシュ:自動/自動赤目軽減/強制発光/発光禁止 推奨撮影距離 0.5m〜1.8m ●記録媒体:"メモリースティック"  ●電源:単4形ニッケル水素充電池×2, USB電源供給(PCにUSB接続した場合のみ) ●消費電力(カメラモード):1.25W ●外形寸法:約84.5W×39.8H×28.6Dmm  ●本体質量:約87g ●撮影時質量:約118g (単4形ニッケル水素充電池2本,"メモリースティック",リストストラップ含む)