とくさしけんご氏監修、生形三郎氏がマスタリングを担当

“サウナミュージック”提唱の作曲家が監修。CD「ととのうクラシック」が発売

2021/10/22 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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ディスクユニオンの「GOLDEN RULE」レーベルより、“サウナミュージック”という独自の音楽ジャンルを築いている作曲家、とくさしけんご氏監修による『新・クラシックセレクション1 〜ととのうクラシック〜』が発売となる。11月3日発売、価格は2,800円(税込)。

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新・クラシックセレクション1 〜ととのうクラシック〜

現代の視点と感性から、クラシック音楽を新たにセレクトする新シリーズの第1弾となる。「ととのう」とは、昨今のサウナブームの中から生まれてきた言葉で、サウナと水風呂、休憩を繰り返しているうちに訪れる多幸感のことを指す。今回のアルバムも、クラシック音楽で「ととのう」、リラックスできる体験を目指して選曲されているという。

なお、マスタリングを手掛けたのはオーディオ・アクティビストの生形三郎氏。オーディオを“心地よく鳴らす”チェックディスクとしても利用できるとのこと。タイトル題字・イラストはマンガ家・サウナ大使のタナカカツキ氏が担当している。

【新・クラシック セレクション1 〜ととのうクラシック〜 収録曲】
1 モーリス・ラヴェル:水の戯れ
2 クロード・ドビュッシー:神聖な舞曲
3 グスターヴ・ホルスト:《セントポール組曲》 から〈オスティナート〉
4 ジャン・シベリウス:組曲《恋する人》から〈愛する人の通る道〉
5 アレクサンドル・グラズノフ:バレエ《四季》から〈氷の踊り〉
6 アントン・ヴェーベルン:ヴァイオリンとピアノのための4つの小品から 第1曲
7 フランツ・シューベルト/アントン・ウェーベルン:6つのドイツ舞曲 から 第1曲
8 イーゴリ・ストラヴィンスキー:弦楽のための協奏曲 二調 から 第2楽章
9 ダリウス・ミヨー:組曲《ルネ王の暖炉》から〈夜のマドリガル〉
10 フレデリック・ディーリアス:春初めてのカッコウを聴いて
11 エドワード・エルガー:《エニグマ変奏曲》から 第10変奏 間奏曲 〈ドラベッラ〉
12 アルテュール・オネゲル:交響詩《夏の牧歌》
13 ベラ・バルトーク:《ハンガリーの風景》から〈村の夕暮れ〉
14 オットリーノ・レスピーギ:《ブラジルの印象》から〈熱帯の夜〉
15 ベンジャミン・ブリテン:《4つの海の間奏曲》から〈月光〉
16 モーリス・ラヴェル:《優雅で感傷的なワルツ》から〈終曲〉

【とくさしけんごプロフィール】
作曲家。1980年青森生まれ。アルバム「MUSIC FOR SAUNA」シリーズ、テレビ東京 ドラマ「サ道」劇伴、その他、TV、CM、ゲーム、映像、展示などのための音楽多数。第20回日本現代音楽協会作曲新人賞、第10回東京国際室内楽作曲コンクール第一位受賞。

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