USB端子も搭載

デノン、32bit DACを搭載したエントリーCDプレーヤー「DCD-755RE」

公開日 2012/05/17 10:57 ファイル・ウェブ編集部
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デノンがCDプレーヤーのエントリークラス“755”シリーズをリニューアル。32bit DAC搭載をはじめとした高音質化と、USB端子搭載による多機能化を果たした「DCD-755RE」を6月中旬に発売する。価格は50,400円(税込)。


DCD-755RE(ブラック)

シルバー
本機は、2009年に発売された「DCD-755SE」(関連ニュース)から約3年ぶりのモデルチェンジとなる製品。

量子化により発生する歪みを低減するデノン独自のアナログ波形再現技術「Alpha Processor」を、新たに「AL32 Processing」にグレードアップし、本機に搭載した。入力されたデジタルデータを元に、オリジナルのアナログ波形に近づくようデータ補間を行い、CDに記録された16bitの信号を32bitクオリティで再現する。

このAL32 Processingを最大限に活かすため、高精度192kHz/32bitのDAコンバーターを内蔵した。上位機種と同様に、チャンネルごとに差動出力で伝送することで、より歪み感のない自然な再生を実現する。

クロックデザインはデジタル/アナログの変換精度を決めるクロック信号の生成を、DACへの供給を主体とするデザインとした。DAC直近に高精度なクロックを配置することで、よりジッターが少なく、精度の高いデジタル/アナログ変換を可能にしている。またCDのデコード部をDACの近くに配置して、信号経路をシンプル、かつストレートに構成。回路上での信号劣化を防ぐ。

電源回路はデジタル系とアナログ系を分離。CDサーボとUSB用それぞれに独立して電源を供給することで、デジタル電源回路を最適化し、安定した電源供給を可能にする。また、電源部/デジタル部/アナログ部を分離して、相互干渉を排除した基板レイアウトが採用されている。

コンデンサーには音質に配慮したデノンのカスタムメイド品を採用。デノンの設計陣により厳選された音質パーツが、他にも各所に使われている。

本体前面にはUSB端子を搭載。iPhoneやiPodなどを接続して音楽再生が楽しめるほか、WMA/MP3ファイルを保存したUSBメモリーも再生できる。iPhone/iPodの充電にも対応する。


背面端子部
付属のリモコンは本機の他に、姉妹機のプリメインアンプ「PMA-390RE」やデノンのプリメインアンプの操作に対応。ネットワークオーディオプレーヤー「DNP-720SE」の基本操作も可能だ。

【問い合わせ先】
デノン お客様相談センター
TEL/044-670-5555

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  • ジャンルCDプレーヤー/トランスポート
  • ブランドDENON
  • 型番DCD-755RE
  • 発売日2012年6月中旬
  • 価格¥50,400(税込)
【SPEC】●周波数特性:2Hz〜20kHz ●SN比:112dB ●ダイナミックレンジ:100dB ●全高調波歪率:0.0025%(1kHz) ●音声出力端子:アナログ音声×1、光デジタル×1、USB×1、ヘッドホン×1 ●その他端子:コントロール×1 ●消費電力:22W ●外形寸法:434W×107H×273Dmm ●質量:4.1kg