パイオニア、創業70周年記念スピーカーユニット「PE-101A」を発売

公開日 2008/08/21 18:21
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パイオニア(株)は、同社創業70周年記念スピーカーユニット「PE-101A」と、専用スピーカーエンクロージャー「LE-101A」を9月中旬より発売する。

10cmフルレンジスピーカーユニット
■PE-101A 11,500円(1本・税込)

専用スピーカーエンクロージャー
■LE-101A 14,000円(1本・税込)

PE-101A

LE-101A

パイオニアの創業者である松本望氏は、1937年に国内初のHifiダイナミック型フルレンジスピーカー「A-8」を開発・販売を開始。その翌年に同社の前身である福音商会電機製作所を設立した。今年2008年は、パイオニア創業70周年にあたる。

「PE-101A」は、1977年に発売され、自作オーディオファンを中心に人気を誇った10cm市販フルレンジユニット「PE-101」の復刻版。末尾の「A」には、「Anniversary(記念)」と「Advance(先進)」の意味が込められているという。

直径90mmの大型マグネットを用い、再生周波数帯域は80Hz〜20,000Hz。出力音圧レベルは90.5dBとなる。

コーンには、TADなどにも使用され、PEP-101オリジナルと同一のものとなる最上電機社製のウェットプレスコーンを採用。軽量かつ強靱で、抜けの良いクリアな音質を実現する。

センターキャップにはチタンを用い、伸びとハリのある高域再生を実現。バランスリード線を用いリード線を平行に引き出すことで、コーンの安定したストロークを実現するという。直線性に優れた発泡ポリウレタンゴムエッジを採用。ポールピースには、磁気回路内に生じる電流歪みを低減する純銅キャップを装着している。

専用スピーカーエンクロージャー「LE-101A」は、天板、側板には天然木の集成材を使用。バッフル板、地板、裏板にはMDFの表面に天然木の突き板を貼った、天然木仕上げ。高級感ある仕上げとし、美しい音を奏でるという。

また、端子部にはバナナプラグにも対応する金メッキ端子を採用し、音質面に配慮している。


【問い合わせ先】
パイオニア(株)
カスタマーサポートセンター
TEL/0070-800-8181-22

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
新着記事を見る
  • ブランドPIONEER
  • 型番PE-101
  • 発売日2008年9月中旬
  • 価格¥11,500(1本・税込)
【SPEC】●ボイスコイルインピーダンス:8Ω ●最低共振周波数 f0:80Hz ●再生周波数帯域:80Hz〜20,000 Hz ●出力音圧レベル:90.5dB ●最大入力:30W(JEITA)、ただし「LE-101A」に装着の場合 ●等価質量:4g ●Q0:0.5 ●有効振動半径:45.5mm ●空隙総磁束:48,500 Mx ●空隙磁束密度:10,000 G ●外径寸法:138mm (φ)×53.6Dmm ●質量:1kg ●取付寸法:φ124mm ●バッフル開口:φ111mm ●付属品:端子付き接続コード×1、取付パッキン×1、ネジ×4、スプリングワッシャー×4、平ワッシャー×4、使用説明書
  • ブランドPIONEER
  • 型番LE-101A
  • 発売日2008年9月中旬
  • 価格¥14,000(1本・税込)
【SPEC】●形式:位相反転式ブックシェルフ型 ●内容積:4.2リットル ●外形寸法:154W×246H×204 Dmm ●質量:2kg(グリル取付時) ●付属品:滑り止め×4、グリルネット、取扱説明書