トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > レビュー記事一覧

公開日 2023/05/15 06:30
直近のビクター製品を「ほぼ全機種試聴した」評論家がレビュー

ビクター新完全ワイヤレスイヤホン「HA-A20T」実力速攻チェック!「とても良質なエントリーモデル」

山本 敦

前のページ 1 2 3 次のページ

JVCケンウッドが展開するビクターブランドから、新たな完全ワイヤレスイヤホン「HA-A20T」が登場。お手頃価格な注目エントリーモデルの実力を、評論家の山本敦氏がさっそくチェックした。

HA-A20T

“どれもハズレがない”ビクター完全ワイヤレスイヤホンに注目の新機種が登場



筆者は直近の数年間にビクターが商品化した完全ワイヤレスイヤホンをほぼ全機種試聴してきたが、どれもハズレがないと感じている。エントリーからプレミアムまでどのクラスのイヤホンもサウンドの完成度が高く、使い勝手が洗練されている。その上すべてのモデルに個性があるのだ。いまのビクターによるイヤホンのラインナップは「チーム力」も高い。「HA-A20T」はその中の新しいエントリークラスに位置付けられる完全ワイヤレスイヤホンだ。

イヤホンはスティック型。繭のようなラウンド形状の充電ケースは手の中に心地よく馴染む。そのデザインは一見すると女性のユーザーをターゲットにしているようにも見えるが、スタイリッシュなパステルカラーのブラックやグリーンのモデルは男性ユーザーが使っていても違和感はないと思う。女性の音楽ファンにはパープルが注目されそうだ。

全4色をラインナップ

片側あたり4.2gと軽いので、長時間に渡るコンテンツリスニングや音声通話に使っても「疲れにくいワイヤレスイヤホン」として、とても魅力的だと思う。

製品を装着したところ

本機はノイズキャンセリングや外音取り込み機能を搭載しない、音楽リスニングとハンズフリー通話に対応するベーシックなスタイルの完全ワイヤレスイヤホンだ。モバイルアプリと連携する機能もないので、左右の本体側面に搭載するタッチセンサーで音楽再生とハンズフリー通話を操作する。

3種類のサウンドモードを搭載したことも本機の特徴だ。モードごとの違いも含めてHA-A20Tの音質を確かめてみよう。対応するBluetoothオーディオのコーデックはSBCのみ。今回はiPhone 14 PlusにつないでApple Musicの楽曲を聴いた。

サウンドモードはNORMAL、BASS、CLEARの3種類。最初はNORMALのまま本機のサウンドの素性を確かめた。

音質チェック:「アップテンポなポップスとすごく相性がいい」

前のページ 1 2 3 次のページ

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB