トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > モバイル/PCニュース

公開日 2022/06/15 13:02
カナダ以外へも展開の方針

Adobe、ウェブ版Photoshopを「フリーミアム」化へ。現在はカナダでテスト中【Gadget Gate】

Munenori Taniguchi
クリエイター御用達のAdobeが、ベータ版として提供している画像加工ソフト「Photoshop」のウェブ版を将来的に無料化する予定と報じられている。現在はカナダでのみ、この「フリーミアム」モデル採用のウェブ版Photoshopを試験している。ウェブ版Photoshopは、通常版と比べると実装されていない機能もたくさんあるが、最終的にはより多くの機能を無料で使えるようにしていくとのこと。

Image : adobe

ウェブ版のPhotoshopは、2021年10月にリリースされた。当初は、搭載する機能を基本的なものに絞り、高度な編集作業よりも、アーティスト/クリエイターがアップロードした画像を他の人と共有し、相互に注釈をつけたり、手直しをするといったコラボレーション重視の設計とすることで、ネイティブ版との棲み分けを図っていた。

しかしAdobeは、その後も機能アップデートを繰り返し、コラボレーションに限定せず、Photoshopユーザーが自由にウェブ上から直接新しいファイルを生成し、利用できるようにもしている。その目的は、やはり重装備レタッチツールがゆえに敷居が高いPhotoshopに、初心者が気軽に触れられる機会を与え、将来の正規ユーザーにして行きたいということだろう。

また、学校での導入が増えているChromebookでPhotoshopを利用可能にすることも、ウェブ版のPhotoshopの使命のひとつと言えるかもしれない。アドビのデジタルイメージング担当VP、Maria Yap氏は「Photoshopをユーザーがいますぐ使えるようにしたい」と述べ、「高性能なマシンがなくともPhotoshopには入門できる」とした。

人々がPhotoshopを敬遠するもうひとつの理由は、その価格だ。事実上のデファクトスタンダードとして君臨するレタッチソフトは現在、Adobeのサブスク化方針のため、20GB〜のクラウドストレージと抱き合わせで月額1,078円からというのが、もっとも安価なプランとなっている。これでは月に1〜2回、自分で撮影した画像に手を加えたいことがあるようなライトなユーザーには魅力的ではない。数千円も出せば、そこそこ高機能な買い切り型のレタッチソフトが他にもあり、GIMPのようなフリーソフトもある。

とはいえ、無料のCreative Cloudアカウントを作りさえすれば、PCの性能を問わず使える簡易なPhotoshopが使えると言われれば、これまで躊躇していた潜在ユーザーのハードルを下げることはできそうだ。

なお、Adobeがウェブ版Photoshopをいつごろカナダ以外の国に展開し始めるのかは、まだ明らかにされていない。

Source:The Verge
via:Gizmodo, Digital Trends



※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」8/14から3日間の放送・配信予定
2 <香港ショウ>中華ブランドのCDプレーヤーが熱い!EvoAria/FIIOから注目機登場
3 STARTO勢もハロプロも。「2026年上半期にサブスク解禁されたミュージシャン」まとめ
4 カセットテープ国産化60周年を記念した「Cassette Week Japan 2026」、10/11-17まで開催
5 ボーズ、ワイヤレスヘッドホン「QuietComfort Headphones」に第2世代モデル。イマーシブ機能を新搭載
6 スピーカーセッティングを攻めろ!FYNE AUDIOの10万円ブックシェルフの使いこなしを徹底研究
7 Insta360、8K/50fps対応の360度カメラ「X6」。Dolby Vision撮影対応
8 モーツァルトの“短調”の魅力とは?サウンドクリエイトの人気企画「クラシック名曲深堀り」、8/30に開催
9 『耳をすませば』『借りぐらしのアリエッティ』4KデジタルリマスターIMAX上映決定。Dolby Cinema上映も
10 DJI「Osmo Pocket 4P」がiOSデバイスへのファイル自動転送に対応
8/14 10:46 更新

WEB