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公開日 2017/11/04 08:04
ラトックはラズパイオーディオ用拡張基板

<ヘッドホン祭>ShureのBTイヤホン試聴が盛況/B&O PLAY、完全ワイヤレスイヤホン「E8」を試聴展示

編集部:川田菜月
11月3日・4日、東京・中野サンプラザで開催されているフジヤエービック主催「秋のヘッドフォン祭2017」。本記事では、ShureやB&O PLAYなど完実電気ブースの出展内容をレポートする。

Shure

Shureのブースでは、10月13日発売の同社初のBluetoothイヤホン「SE215 Wireless(レビュー記事」「SE112 Wireless(レビュー記事)」(両モデルの発売ニュース)をメインに試聴ブースを展開。同ブランドのBluetoothイヤホンのイベント展示は今回が初とのことで、数多くの人が試聴に訪れていた。

同社初のBluetoothイヤホン「SE215 Wireless」「SE112 Wireless」はイベントでは初出し

「SE215 Wireless」

ワイヤードイヤホンのSEシリーズや「KSE1500」などの試聴スペースも展開。ワイヤードモデルの試聴では、今回特に「SE846」が人気だったとのこと。また、“Shureグッズが必ず当たる”抽選会も実施。Shure製品を試聴することで参加でき、Tシャツや傘、モバイルバッテリーなど様々なオリジナルグッズが用意されている。

ワイヤードイヤホンのSEシリーズなど、Shure製品を一斉に展開

有線モデルではSE846の試聴が人気だったとのこと


“Shureグッズが必ず当たる”抽選会も実施

Tシャツや傘などオリジナルグッズが用意される

B&O PLAY/SOL REPUBLIC/YEVO

B&O PLAY/SOL REPUBLIC/YEVOは、各ブランドの完全ワイヤレスイヤホンをずらりと並べている。SOL REPUBLICは「AMPS AIR(関連ニュース)」、YEVOは「YEVO1(関連ニュース)」、B&O PLAYからは先日国内発売が発表された「Beoplay E8(関連ニュース)」をが試聴できる。Beoplay E8は11月22日からブラックカラーを先行して発売し、チャコールサンドカラーについては未定となっている。

YEVO「YEVO1」

SOL REPUBLIC「AMPS AIR」

Beoplay E8は、近距離磁気誘導(NFMI)技術採用の完全ワイヤレスイヤホン。同ブースで並ぶYEVO1でも用いられている技術で、左右の途切れを抑え安定したワイヤレス接続を可能にするとのこと。音質面ではBANG & OLUFSENのエンジニアがチューニングを施している。また、同ブランドらしく素材や外観にもこだわっており、本革ケースや筐体デザインなど、全体的にスタイリッシュでおしゃれな印象だ。

B&O PLAYは「Beoplay E8」を出展

ケースもイヤホン本体も、コンパクトかつスタイリッシュなデザイン

本ブースではいずれかの完全ワイヤレスイヤホンを試聴すると、各日先着50名で、3ブランドの各モデルを使用する女の子が描かれたオリジナルのクリアファイルがもらえる。また隣のブースでは、先日1ペアでの販売開始が発表された、Crystalline Audioブランドのイヤーチップ「Crystal Tips」も展示している。

各日先着50名でオリジナルのクリアファイルがもらえる

Crystalline Audioのイヤーチップ「Crystal Tips」も並びで出展

フューレン/ラトックシステム

フューレンコーディネートでは、OCTAVEの真空管式プリメインアンプ「V16 Single End(関連ニュース)」をメインに、PS Audioのプレーヤーと組み合わせた試聴システムを展開。V16 Single EndはOCTAVE初のシングルエンド設計を採用したクラスA動作のプリメインアンプで、特に高能率なスピーカーおよびヘッドホンに最適としており、「鳴らしにくいと言われるヘッドホンにも対応できる」としている。ブースではシルバーとオーシャンブルーの2色が並んでいる。他にも本体カラーにはブラックも用意される。

真空管式プリメインアンプ「V16 Single End」

鳴らしにくいヘッドホンも容易に鳴らすとのこと

ラトックシステムではRaspberry Piオーディオ用拡張基板として、サンプリングレートコンバーター「SRC4392」を採用したS/PDIF・I2S マスタークロック生成基板「RAL-SRC4392P」と、DC+5V/3A リニアレギュレータ電源基板「RAL-KPS0503」を出展。いずれも発売磁気は未定、価格はRAL-SRC4392Pが2万円台後半、RAL-KPS0503が1万円台後半から2万円前半での実売が想定される。

Raspberry Piオーディオ用拡張基盤を出展

マザーボードと組み合わせた様子

クリプトン/ENIGMA Acoustics/ヨシノトレーディング

クリプトンはデジタル入力搭載アクティブスピーカー「KS-9Multi(関連ニュース)」や「KS-3HQM」を用いた試聴ブースを展開している。

「KS-9Multi」や「KS-3HQM」を用いた試聴ブースを展開

ENIGMA Acousticsでは、外部電源が不要な独自技術を採用した静電型ヘッドホン「DHARMA D1000」と、筐体に強化ガラスを採用したヘッドホンアンプ「Athena A1」を出展。組み合わせ試聴ができるようになっている。

独自技術採用の静電型ヘッドホン「DHARMA D1000」

強化ガラスを採用したヘッドホンアンプ「Athena A1」

ヨシノトレーディングでは、EARブランドのCDプレーヤー「Acute Classic」、ヘッドホンアンプ「EAR HP4」、MM/MCフォノイコライザー「EAR 834P Phonobox」や、CLEARAUDIOのアナログプレーヤー「Concept」など、ヘッドホンを用いたアナログ再生システムを展開している。

EARブランドのCDプレーヤーやCLEARAUDIOのアナログプレーヤーなど、ヘッドホンで聴くアナログ再生システムを展開

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12/19 11:02 更新

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