<TIAS>TADのDAC内蔵プリメイン「TAD-A1000D」は高級トランスポートの相棒に/Sonus FaberやFranco Serblinのスピーカーが目と耳を魅了
編集部:筑井真奈本日10月23日(金)から25日(日)まで、有楽町の東京国際フォーラムにて開催される「東京インターナショナルオーディオショウ(TIAS2026)」。ここでは、TAD(G404)、ノア(G402)、アーク・ジョイア(G403)のブースを紹介しよう。
【G404】DAC内蔵プリメインに注目のTAD
TADは先日発表になったばかりのDAコンバーター内蔵プリメインアンプ「TAD-A1000D」を披露。昨年発売されたTAD初のプリメインアンプ「TAD-A1000」は国内外で大きく話題を集めたが、実は以前からDAC内蔵モデルについて検討を進めていたという。
特に近年はハイエンドのネットワークトランスポートが各社から登場してきたことをふまえ、そういった製品と組み合わせを想定してシンプルなシステムを構築できることを狙っているそうだ。
会場ではINNUOS(イニュオス)のフラグシップ・ミュージックサーバー「NAZARE」と組み合わせたデモンストレーションを実施。小原由夫氏の講演も満員御礼で、シンプルながら妥協なきハイエンド・システムの提案をおこなっていた。
また3ウェイフロア型の「TAD-E2」には新色3色が用意された。とくにブルーはTADとしては初の仕上げとなり、さわやかな仕上げはモダンなリビングなどにマッチしそう。社長の樽谷氏によると、「TADの新しいお客さんを増やしたい」という思いで新色にチャレンジしたとのことだ。
【G402】Sonus Faber「Olympica G3」に販売店の関心も高い
ノアのブースでは、先日発表されたSonus Faber(ソナス・ファベール)の“Olympica G3シリーズ”を中心に、「Stradivari G2」「Amati Supreme」などをデモ。ノアの牧野社長によると、Olympica G3シリーズは左右対称ではないリュート型のキャビネット形状が大きな特徴とのことで、Sonus Faberらしい艶やかな音色で来場者の耳を虜にしていた。
“カメリアミッドレンジ”やコルクを採用した中高域チェンバーなど、フラグシップスピーカー「Suprema」の技術を踏襲しながらコンパクトなサイズにまとめ上げており、全国の販売店からも非常に高い期待が寄せられていた。
また、参考出品として、Brumester(ブルメスター)のフラグシップ・プリアンプ「249」も登場。2筐体式のプリアンプで、ひとつが本体、もう片方が電源部となっている。本体側の画面表示を見るとQobuz Connectと記載があるので、ネットワーク機能も内蔵したプリアンプとなるようだ。
ほか、ROCKNA(ロックナ)のネットワークトランスポート「WAVEDREAM REFERENCE SIGNATURE」が参考出品として登場。1999年に創業されたルーマニアの新鋭のブランドで、独自のR-2R DACなどデジタル系技術に強みを持つ。海外のオーディオショウではしばしば見かける注目ブランドであり、日本上陸にも期待したい。
【G403】Serblin&Sonの“Frankieシリーズ”初登場
アーク・ジョイアの部屋では、Franco Serblin(フランコ・セルブリン)とEstelon(エステロン)のスピーカーをメインに、時間ごとに鳴らしわけを行っていた。
記者の訪問時にはEstelonのブックシェルフスピーカー「AURELLE」を再生。サイドテーブルなどにも設置できる小型サイズも特徴で(スタンドは別売)、ヴァイオリンの優美で可憐なサウンドを奏でていた。
注目の新規取り扱いブランド、Serblin&Son(セルブリン アンド サン)の“Frankieシリーズ”よりプリ&パワーアンプが日本初登場。名前から察せられる通り、フランコ・セルプリンの甥が立ち上げたブランドということだが、Franco Serblinとは直接的な関係はないとのこと。ウッドと金属の質感を生かした薄型のデザインも特徴で、来年展開予定のプリメインアンプと合わせて来場者の関心を集めていた。
Franco Serblinのフラグシップスピーカー「Ktema」の新色「Walnut High Gloss Ivory」も初登場。フロントのレザーは天然皮革を採用しているそうで、仕上げの美しさはぜひ会場でご覧になっていただきたいところ。