オーディオマニアの欲望を凝縮、秋葉原の専門ショップ「オーディオみじんこ」。オタクの“聖地”を炭山アキラ氏が探訪!
2022/02/18
オーディオみじんこは、McIntosh(マッキントッシュ)のパワーアンプ「MC2500」「MC2300」に特化した電源ケーブル「BLUE EYES MC2500」を発売した。価格は44,000円(税込)。
1970年代から1990年代前半にかけて発売された、マッキントッシュのフラグシップ・パワーアンプ「MC2500」「MC2300」は、現在でも根強い人気を誇っており、野性味あふれる魅力を放っているという。独自の電源ケーブル着脱機構を採用し、アース付き平刃電源プラグがシャーシに埋没してインレットになっている。
機器側のコネクターは一般的なIEC320規格と合致しないため、専用のハイエンド電源ケーブルは市場にほぼ存在しないとしている。本製品は店主の荒川氏が企画からパーツ選定、チューニング、組み立てのすべてを手がけている。同ブランドの「BLUE EYES II」をベースに、素性をより引き出すべくスペシャルチューニングを施した。
機器側のインレットコネクターには、「MC2300」「MC2500」にピッタリとはめ合わせるメス型電源プラグとして、アメリカン電機の「7114GN」を採用。電源プラグ側には、フルテックのロジウムメッキ品「FI-15M PLUS(R)」を搭載している。
ケーブル導体にはディップホーミングOFC(DF-OFC)を採用する。ホットおよびコールドともに6スケアの極太導体とし、アース線も4スケアを確保することで、オートフォーマー機能で重要となるアース配線に配慮したとのこと。
ケーブルの防振対策として、独自のXTシース、高比重金属層、純銅編組シールド層による三重層構造を取り入れた。これにより大電流時のケーブルの発振を抑制し、音の滲みの低減に寄与するという。
ケーブルの両端付近にはチューニングスタビライザーを装着し、音抜けの向上を図っている。外観はマッキントッシュのブルーアイズメーターを彷彿とさせる、ブルーカラーのナイロンメッシュ仕上げとした。
本製品を使用することで、湧き上がる低域の量感に加え、不鮮明だった楽器の音色のディテールやボーカルの明瞭さが格段に向上するという。また、完成したケーブルは台湾のオーディオメーカーTELOSのバーンインシステム「QBT」によるエージングが施されている。
本製品は、専用ケーブルとしてだけでなく電源ケーブルの延長用途にも使用できるとのこと。手持ちの電源ケーブルのプラグ側に本製品を連結するだけで、音質を損なうことなく長さを延長できるとしている。
長さ1.8mの標準仕様のほか、10cmごとにプラスマイナス700円(税込)での長さ変更にも対応する。希望する場合はショッピングページ右上の問い合わせフォームから連絡することで、専用の特注ページが用意される。
機器に挿し込む際に入りづらい場合があるため、向きを微妙にずらしながら嵌めるよう案内している。また、完成後の動作チェックにより電源プラグのロジウム刃に少し傷が付くことがあるが、実用上の問題はないとしている。
なお、当ファイルウェブでは、評論家の炭山アキラ氏がオーディオみじんこの店舗を探訪した記事を掲載(https://www.phileweb.com/review/column/202606/29/3060.html)。その際に、開発中のBLUE EYES MC2500も試聴していた。そちらもあわせてご覧いただければ幸いだ。