『季刊・アナログ』92号、好評発売中。誌上初「7インチレコード」特集!
季刊・アナログ編集部7月3日(金)より、全国の書店およびオンライン書店にて、国内唯一のアナログオーディオ専門誌、『季刊・アナログ』92号が発売になりました。価格は1,680円(税込)です。
第2特集「7インチが好きだ!!」ではアナログ誌初となる7インチを取り上げました。
1949年に7インチレコードが誕生してから今年で77年。ポピュラーミュージックにおける7インチが残した功績は計り知れません。
7インチはLPと比較すると手が届きやすい価格だったことから、お小遣いに限りのある若者が主な購買層であるポピュラーミュージックにおいては、7インチは重要なメディアであり続けました。
特に1950〜60年代にかけては、ロックやポップスなどの大衆音楽は7インチシングルにのって広まっていったと言っても過言ではありません。
このように多大な功績があるのにも関わらず、アナログ誌をはじめとするオーディオ誌では7インチが取り上げられることはあまりありませんでした。
45回転ならではの情報量の多さがもたらす音圧や、ラジオやジュークボックスで人々にアピールしやすい派手で明瞭な音など、7インチにはLPとは異なる奥深い魅力が詰まっています。
そこで本特集では、7インチ愛好家の方々にその良さを語っていただくとともに、7インチを取り巻く文化や歴史、そしてサウンドの特色まで掘り下げました。
Part1では、シンガーソングライターの臼井ミトンさんと、レコードライターの田中伊佐資さんによる7インチ対談を行いました。
共に7インチ愛好家であるおふたり。LPと7インチとで同じ楽曲を聴き比べたり、7インチ専用アナログプレーヤー、Reloop「RP-7」でさまざまな7インチシングルを聴き比べながら、7インチの旨味は一体どこにあるのか、語っていただきました。
Part2では7インチをこよなく愛する方のお宅を訪問し、7インチに夢中になるきっかけや収納術などを伺いました。
ご登場いただいたのは、ミュージック・ライブラリー&カフェ「BRANDIN」を営む音楽評論家・DJの宮治淳一さん、7インチのイベントに精力的に出演している竹原 洋さん、都内でDJとして活動しているまゆりんさんの3名です。
ちなみに、1970年頃までのポピュラーミュージックの世界では、7インチシングルがヒットしないと、アルバムを作らせてもらえないことも多々ありました。だからこそ、7インチのリリースは当時のアーティストにとってイチかバチかの大勝負だったのです。
7インチ愛好家のお三方のお話を聞いていると、7インチに込められたアーティストの気合いがいかに凄まじいかがひしひしと伝わってきます。
7インチレコードの歩みを遡ると、熱いドラマが見えてきます。Part4では、ヴィンテージレコード専門店「Vintage Join」のキヨトマモルさんの監修のもと、7インチが誕生した背景や歴史についてご紹介しています。
Part5は「音のいい7インチ15選」。音質面において太鼓判を押せる7インチレコードを4名の愛好家に選出していただきました。
ジャズやロック、R&B、レゲエ、歌謡曲などジャンルはさまざま。本企画を参考に7インチを聴いてみてはいかがでしょうか?
また、7インチの普及に一役買った立役者、ジュークボックスについてのコラムも掲載。横浜市本牧にあるジュークボックス専門店「FLAT4」を訪れ、ジュークボックスが彩った若者文化についてお話をお聞きしました。
そして、7インチ特集の最後を飾るのは、田中伊佐資さんによる連載「レ・レ・レ・トーク」の特別回。
特集にちなんで、今回の連載の掟(ミッション)は7インチ。しかも、中央線沿線の10駅10店舗を1日で巡り、7インチを買うという無茶ぶりです。果たして、掟はクリアできたのでしょうか?ぜひ誌面でお確かめください。
これ以外にも、造形とサウンドの関係を探る特集「ターンテーブルのフォルム語り」や、ヴィオラ・ダ・ガンバの第一人者であるジョルディ・サバールの魅力に迫る不定期連載など、盛りだくさんでお届けします。
そのほかの企画など、さらなる詳細は弊社ショッピングサイト「PHILE WEB.shop」をご参照ください。
季刊「アナログ」92号は、全国の書店だけでなく、amazonなどのオンライン書店、PHILE WEB.shopでもお買い求めいただけます。ぜひご覧ください。
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