公開日 2025/07/26 07:00
知ってた? ボタン電池、そのまま捨てると発熱や発火の危険性
【連載】ガジェットTIPSリターンズ
ボタン電池を捨てるときには、両面に必ずセロハンテープやビニールテープ(以下テープ)を貼りましょう。これは家庭ごみとして捨てるときだけでなく、家電量販店などに設置されている電池回収箱へ捨てるときにもいえること、必ず守りたいものです。
テープを貼る理由は「絶縁」です。ボタン電池は電極面が広く重なりやすいこともあり、他の電池や金属製品など電気を通すものと接触してショートし、発熱や発火を引き起こすことがあります。電気を通しにくい性質を持つテープは絶縁体として使えるため、電極面を覆えばショートを防げるというわけです。
だから、テープを貼るときに複数のボタン電池を重ねることは厳禁です。ビニール袋にまとめて入れてもいけません。ボタン電池1つづつ、必ず両面全体を覆うようにしっかりテープを貼りましょう。
なお、使用するテープは絶縁性がある素材であれば、ガムテープや養生テープなどセロハン/ビニール以外でもかまいません。紙も絶縁体ですから、マスキングテープでもOKです。ただし、剥がれないもの、電極面を完全に覆えるサイズのものを使いましょう。






























