公開日 2022/05/31 06:30

人気のプロジェクター選び、明るさの「ルーメン」を鵜呑みにしちゃダメ

【連載】ガジェットTIPS
海上忍
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
家で過ごす時間が長い昨今、自宅でも映画館ばりの大画面を楽しめる「プロジェクター」が人気です。その光源はランプ(水銀灯)にレーザーといろいろありますが、選ぶときの決め手となるのは明るさ、その客観的な指標となる単位「ルーメン」です。

ルーメンは数値が大きいほどプロジェクターが放つ光は明るく、結果として暗室なしでも視聴可能なほど明るい映像となります。居間のような照明必須の環境でも楽しめる「リビングシアター」を目指しているなら、ルーメン値が大きいプロジェクターを選ぶといいでしょう。

プロジェクターの明るさは “表記の揺らぎ” に気をつけよう

そのとき注意すべきは、カタログスペックに “表記の揺らぎ” があること。プロジェクターでいうときのルーメンは、測定方法によって違いがあるからです。

結論からいうと、スクリーンに投写した白い光の明るさを複数地点で測定する「ANSIルーメン」がもっとも信頼性の高い指標です。米国規格協会(ANSI)が定めたこの方法であれば、光源の違いに関わらず客観的な明るさを示していると推定できます。

特段の注記なしに「ルーメン」とある場合は、光源の明るさを示している可能性大です。プロジェクター内部の映像処理に伴う明るさの低下が考慮されないため、ANSIルーメンと比較して数値が大きくなりがちです。

LED光源では「ヘルムホルツ・コールラウシュ効果」も見逃せません。この彩度の高い色(鮮やかな色)はより明るく見えるという人間の視覚特性により、LED光源の数値はおおむねANSIルーメンより高くなります。LED光源を採用したプロジェクターのルーメン値がANSIの測定値でない場合は、ある程度 “割り引いて” 考えるべきでしょう。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 “レコードブーム”はもはや死語。人気が定着し、カートリッジがプレーヤーの売上を上回る事態も<販売店の声・売れ筋ランキング5月>
2 オーディオマニアの欲望を凝縮、秋葉原の専門ショップ「オーディオみじんこ」。オタクの“聖地”を炭山アキラ氏が探訪!
3 この高画質、まさに「レグザクオリティ」。“映える”小型4Kプロジェクター「RLC-V5R-S」徹底レビュー
4 <HIGH END>B&W「801 D5」、山之内正氏の速報インプレッション。「卓越したベースの音色に本質的進化を感じる」
5 パナソニック旗艦4Kテレビ「Z95C」視聴レビュー! 評論家が「傑作」と高評価する理由とは?
6 「ヨドバシカメラ マルチメディア池袋」6/30 9時半オープン。圧巻の品揃えと体験・体感を重視した売り場を一足先にお披露目
7 新旧切り替え期の液晶テレビ1位はソニー「K-55XR70」。後継にRGB Mini LED搭載機<ビジュアル&関連製品売れ筋ランキング5月>
8 オープンイヤーへの理解度が半端ない!Shokz「OpenDots 2」は音質も着け心地もパワーアップ
9 専門店で今“売れている”“注目されている”オーディオアクセサリー<売れ筋ランキング5月 番外編>
10 “ゴジラ”も唸る低域再生力。リビングユースにもGood、トライアングルのアクティブスピーカー「Borea BR03 Connect」
6/30 11:42 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー 201号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.201
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • analog Grand Prix