【ミニレビュー】音質改善、まずは“足元”。オーディオテクニカの小型インシュレーター「AT6099a」
今話題のアクセサリーを毎週ピックアップして、音質改善のポイントをコンパクトにご紹介する「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。3月は音質改善にあたり、「まずはここから始めたい」足元強化のインシュレーター4モデルをピックアップする。
ハブや光アイソレーターといったネットワークオーディオ関連機器は、まさに振動対策が“よく効く”場所である。早速、オーディオテクニカのステンレス製インシュレーター「AT6099a」をDCアダプターに投入してチェック!
実在感が向上し音像の彫りも深くなる
オーディオテクニカの「AT6099a」は、6個約6,000円と、安価でコンパクトなインシュレーター。ステンレス削り出しの天面と底面に、高密度ウレタンフォーム「SlimFlex」を組み合わせており、それぞれが持つ制振能力を掛け合わせることで、オーディオ機器と設置場所からの振動を強力に吸収するという。
直径約30mm、高さ約16mmと小型で設置しやすい点も魅力。今回はネットワークトランスポートに給電するDCアダプターの4つの脚の下に設置してQobuzを聴いてみる。
…随分と変わるものだ。中低域が特に充実する。
セビリアのベーシスト、ネナド・ヴァシリッチの『Bass Room』はベースの指弾きが弾力感豊かで活き活きと歌う。弓弾きの音は実体感・実在感が向上して目の前で演奏しているかのよう。音像の彫りも深くなった。聴いていて楽しい。
ハイ・ファイ・セットの「卒業写真」ではヴォーカルが引き締まって少し筋肉質になる。ベースも同様である。ストリングスは音像が散らないでギュッとまとまる感じである。
「Hoist The Colours(Bass Singers Version)」はバスドラムに張りがありアタックが強い。バスヴォーカルには強いコシがある。背景の風音は音像が散らないでまとまった実体感があり、周囲からの分離が向上している。
ハブや光アイソレーターにも効くはずだ。


























