“ノイキャン”が欲しいならオススメ！ OPPOの完全ワイヤレスイヤホンを試してみた

イヤホン単体でノイズキャンセリング機能をオンにして使った場合の電池持続は約3.5時間。充電ケースでチャージを繰り返せば最大20時間まで使える。充電はUSB Type-Cケーブル、またはQi規格のワイヤレスチャージもサポートしているので、バッテリー切れを心配することなく、エンターテインメントからビジネスまで様々なリスニングシーンを横断して使い込めるだろう。

さらにEnco W51の本体はIP54相当の防塵・防水対応としているので、スポーツイヤホンとしても使える。軽くて装着感も安定しているので、体を動かしながら音楽を聴きたい場面に最適だった。

音質や使い勝手の面において、Enco W51はBluetooth接続に対応するあらゆるスマートフォンやオーディオプレーヤーと楽しめる完全ワイヤレスイヤホンだ。OPPOの最新スマートフォンOPPO Find X2 ProやOPPO Reno3 5Gと組み合わせると、より操作性が増してくる。

最初のペアリングはスマートフォン側に表示されるアニメーションのガイダンスに従って迷うことなくできる。またBluetooth機器リストからEnco W51の設定に入り、メニューから「ヘッドセット機能」を選択するとタッチセンサーリモコンのキー操作の割り当ても変更できる。初期状態ではイヤホンの着脱に合わせて自動で音楽再生の一時停止・再開ができる仕様だが、これをタッチセンサーのタップ操作に割り当て直してもいい。OPPOのスマートフォンでGoogleアシスタントを呼び出す設定にも変えられる。

■8mmダイナミックドライバー搭載で力強いサウンドの「OPPO Enco W11」

もうひとつの新製品であるEnco W11は、コンパクトな密閉型の完全ワイヤレスイヤホンだ。本機もEnco W51と同じく、OPPO Find X2 ProとOPPO Reno3 5Gとの組み合わせならば、最初のペアリングをワンタッチでできる。もちろん、そのほかのスマホやBluetoothに対応する様々なオーディオプレーヤーと組み合わせる場合も、とてもシンプルに扱えるワイヤレスイヤホンなので安心だ。

本機にはチタンコートを振動板に施した大柄な8mm口径のダイナミック型ドライバーが搭載されている。Bluetoothオーディオのコーデックは上位機と同じくAAC/SBC対応だ。

試聴してみると、その悠々とした鳴りっぷりの良さに魅了される。コンパクトなサイズながらも力強く、そして繊細さも併せ持つサウンドを聴かせてくれる。アコースティック楽器の音色を豊かに引き出しつつ、音像を立体的に力強く押し出してくるわかりやすさが良い。

ボーカルの声に心地よい潤いが感じられる。歌もののポップスやロックと相性の良いイヤホンだと思う。ジャズピアノの躍動感あふれるメロディとグルーヴの再現力にも惹きつけられるものがあった。

先述のように、本機もプレーヤー機器との間はBluetoothによる左右同時接続になるため、混雑する場所でも安定感のあるリスニングが楽しめた。ハンズフリー通話の際にはノイズリダクション機能が稼働し、話者の声をクリアにピックアップする。本機はイヤホン単体で約5時間の電池持続を実現しており、スタミナの面でも頼もしいワイヤレスイヤホンだ。

左右イヤホンの側面には感度の良いタッチセンサーリモコンを内蔵する。IP55相当の防塵・防水性能を活かしながら、スポーツシーンでお気に入りの音楽が楽しめるワイヤレスイヤホンとしてもおすすめできる。

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スマートフォンのブランドとして培ってきた無線通信の技術を武器に、サウンドチューニングも真面目に練り上げてきたOPPO初の完全ワイヤレスイヤホンは機能充実、出来映えもハイレベルだ。

特に着け心地を第一に考えて開発されたという本体デザインは、圧迫感なく長時間にわたり装着できるという、音楽リスニングのほか在宅ワークなどイヤホンの使用シーンが増えた現代に適したメリットといえる。その上で、各モデルに機能だけでなく音質の特徴づけを行い、好みで選択できるようにしたユーザー目線のラインナップからスタートを切っている。今後モバイルオーディオの分野でOPPOがどこまで躍進するのか、目が離せない。

（協力：オッポジャパン株式会社）