• ブランド
    特設サイト
公開日 2010/06/18 12:00

クールなデザインで高音質 − MONSTER“Beatsシリーズ”のニューモデル「solo HD (PRODUCT) RED」

注目ヘッドホン SPECIAL REVIEW
レビュー/中林直樹
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

solo HD (PRODUCT) RED
音楽を良い音で聴くだけでなく、スタイリッシュに楽しみたいヘッドホンユーザーに高い支持を集めるMONSTERの“Beatsシリーズ”のラインナップをライターの中林直樹氏が紹介する。それぞれ個性的なスタイルを持つモデルの中に、新たにハイグレードモデルの「solo HD (PRODUCT) RED」が加わった。

Dr.Dreプロデュースの“Beatsシリーズ”に加わったハイグレードモデル

ヒップホップアーティスト、Dr.Dreが監修するBeatsシリーズ。ノイズキャンセリング機能を搭載したオーバーヘッド型の「studio」、同じくオーバーヘッド型で通常タイプの「solo」、インナーイヤーの「tour」が好評だが、この夏さらにsoloのハイグレードバージョン「solo HD」が加わった。iPhoneと接続して通話やボイスメモ、本体のコントロールが可能なケーブル「Control Talk」も開発。「solo」および「solo HD」にはこの「Control Talk」が同梱される。なお、「studio」にはiPhone対応のマイクを内蔵した「iSoniTalkケーブル」と「Mini-Mini ケーブル」が付属する。また「tour」にはControl Talk搭載バージョンの「tour with Control Talk」というモデルも発売されている。

オーバーヘッドタイプの「solo」(ホワイト)

インナーイヤーの「tour」


Dr.Dreのプロデュースだけに、シリーズに一貫して、低音に独自のチューニングが施されている。studioはノイズキャンセルの効力が絶大で、オーバーヘッドの密閉感とあいまってクリアで極めて解像度の高い低音を聴かせる。音楽全体のバランスのよさも大きな特徴だ。対してtourは肉厚なサウンド。ヘビーで迫力のある重低音が小さなボディから押し出される。

ノイズキャンセリング機能を搭載したオーバーヘッド型の「studio」

ヘッドバンドにはBeatsシリーズのロゴをデザイン


本体はコンパクトに折りたためるので軽快に持ち運べる

キャリングケースも付属する

solo HDはチタン加工された新型ドライバーを搭載。赤いハウジングやヘッドバンドは上品なピアノ仕上げとしている。音質面で印象的なのは、男性ボーカルの低音部分やバスドラムが厚みを伴って耳に届くこと。ベースラインもきびきびと躍動し、迫力もある。重心が低く、足腰がしっかりしているイメージだ。シリーズの中ではtourと似た傾向といえるだろう。

チタン加工のドライバーを搭載。ユーザーの頭部にフィットするよう、角度が調整できる

ヒンジ部は長さ調整が可能。外装は上品なピアノ仕上げ

立体感というよりも、音の濃さや深さを重視した印象で、クラシックやアコースティックなロックよりも、音圧の高いデジタル系の最新のダンスミュージックやR&Bにマッチするだろう。高音域はマイルドで聴きやすいサウンドに設計されている。

イヤーパッドは程よい柔らかさで、耳に吸い付くようにフィットしてくれる。頭にかけたあと、外側からハウジングを耳に向かって押せば、いっそう装着感が高まる。

iPhoneでの通話やiPodでのボイスメモに対応するControl Talkケーブルも付属する

快適な装着感が味わえるイヤーパッド

また、このモデルはU2のボノらによって立ち上げられたプロジェクト、“Product(RED)”に参画している。この収益の一部は世界基金に寄付、アフリカのエイズプログラム支援に充当されるという。


【solo HD SPECIFICATIONS】
●形式:密閉型 ●コード長:1.2m ●重量:188g(ケーブル除く)●付属品:Control Talkケーブル、キャリングケース、抗菌クリーニングクロス


【問い合わせ先】
完実電気(株)
TEL/03-5821-1321

中林直樹氏 プロフィール
オーディオビジュアルの専門誌で編集に携わった後、独立。現在の肩書きは文筆業。そうしているのは、オーディオビジュアルはもとより、多種多様な業界や媒体に携わっているがゆえ。音楽の趣向も同様に節操なきありさまで、ジャズやルーツミュージック、前衛音楽にも触手を伸ばす。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」、4/26からの放送・配信予定
2 売価アップも品薄も問題にしないアキュフェーズの強さに感服 <販売店の声・売れ筋ランキング3月>
3 ソナスの新製品スピーカー「Lumina II Amator」が鋭い立ち上がり <ハイファイオーディオ売れ筋ランキング3月>
4 Prime Video、『ゴジラ-1.0』ほかゴジラ邦画実写全30作品や、Prime独占EP配信の『岸辺露伴は動かない』第4期など5月配信
5 ゲオ、43V型で4万円を切る狭額縁デザインの4K液晶テレビ
6 Anker、最大半額セールを楽天で実施中。完全ワイヤレスイヤホンは割引でさらにポイントアップも
7 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信。公開生放送の観覧受付開始
8 KEF、「LS60 Wireless」など一部スピーカー製品を値下げ。4月25日より
9 スカパー!、スティック型ストリーミング端末「スカパー!+(プラス)ネットスティック」を新開発
10 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
4/26 10:36 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX