公開日 2025/08/21 15:13

ソニーストア銀座、“最高級のゲーム体験” が叶うゲームラウンジ「ZONE: 0」を新設

予約不要のフリー入退場
編集部:松原ひな子
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ソニーストア銀座のゲーミングコーナーが、8月20日のリニューアルオープンに伴い、大きく生まれ変わった。本稿では、メディア向け発表会にて語られたリニューアルのコンセプトや、ストアで体験できるゲームプレイ内容、企画開発メンバーが教えてくれたこだわりについて、店内写真と合わせてレポートする。

ゲーミングコーナー「ZONE: 0(ゾーンゼロ)」

周辺機器まで整えた試遊ブースがオープン

ソニーストアは全国5か所に展開するソニー直営店である。ソニーストア銀座はGINZA PLACEの4 – 6Fフロアに所在しており、ゲーミングコーナー「ZONE: 0(ゾーンゼロ)」は5Fに新設された。

ZONE: 0では、INZONE(インゾーン)ブランドの各種製品を実際に体験できる9席のブースを設けている。すべてのブースに共通でGALLERIA(ガレリア)のゲーミングPCやSecretlab(シークレットラボ)のゲーミングチェアなど高性能なゲーミングギアを揃え、『モンスターハンターワイルズ』『ストリートファイター6』『エーペックスレジェンズ』の3タイトルを予約不要で自由に試遊できる。

『ストリートファイター6』のような対戦ゲームは1ブースに2人が座ってプレイ。コーナー奥の85型モニターで試合を観戦することができる

8席の試遊ブースと、1席の配信ブース(写真真ん中列左)を用意

各ブースにて有機ELゲーミングモニター「M10S」やワイヤレスヘッドセット「H5」「H3」など各種INZONE製品を体験できるほか、8月20日に発表されたヘッドセット「H9 II」をはじめとする新製品6モデルも体験が可能となっている。

新製品のワイヤレスヘッドセット「H9 II」、有線イヤホン「E9」、キーボード「KBD-H75」、マウス「Mouse-A」、マウスパッド「Mat-F」「Mat-D」を含む現行ラインナップを用意

有線イヤホン「E9」の試着イメージ。いずれのモデルも在庫販売は9月5日を予定しているが試用は可能になっている

製品の企画/開発チームは試遊タイトルのプレーヤーも含めゲーマー揃いで、現場からの要望も反映されているのだという。プロeスポーツとの共同開発にあたる中で、プレー経験は共通言語として大いに役に立っていると教えてくれた。新製品の特徴を訊ねてみると「クオリティはもちろんデザインがシックで魅力的」との返答。ちなみにデザイナーもゲーマーだという。

キーボード「KBD-H75」は起動時にブランドロゴにちなんだ「/(スラッシュ)」のかたちにLEDが点灯、一度すべてが消灯してから、ブランドカラーの紫LEDが全灯する。わくわく感が高まる仕掛け

マウス「Mouse-A」は軽量化のため裏面の一部がスケルトン仕様になっており、ゴミが入らないようフィルムで保護。チラ見えする基板はブランドカラーの紫を採用し、ブランドロゴもあしらっている

バトルロワイヤル系FPS向けのマウスパッド「Mat-D」は美しい紫のグラデーションに仕上げるため、試行錯誤を繰り返した
Placeholder Image
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コーナー内にはスポンサーシップ契約を締結しているプロeスポーツチームのユニフォームもディスプレイ

プレーヤーの体験に寄り添う空間デザインに

ZONE: 0へのリニューアルコンセプトは「ゲーマーやクリエイターにとって最高のゲーム体験ができる場所」をつくること。担当の高木雄基氏は「INZONEはクオリティの高い製品を揃えていると自負しておりますが、それだけでプレーはできません。チェア、デスク、PC、そのほかたくさんのアイテムが揃って、初めて最高のプレーができる。そのためにZONE: 0では、GALLERIAとSecretlabという2ブランドと連携をして、ゲーミング環境を整えました」とコメントしていた。

D2Cマーチャンダイズ部MD2課 課長 高木雄基氏

Secretlabのゲーミングチェアは世界有数のeスポーツ大会でも採用されている。現在国内で実際に体験できるのはソニーストアのみ。全国5店舗に展示されている

GALLERIAの高性能ゲーミングPCを全ブースに共通で用意。そのうち配信ブースのPCは実際に使用可能な高スペックモデルに置き換え予定とのこと

さらに「実際にその環境をつかうことで、よりゲームがうまくなるサポートをしたい」として、全国5店舗のソニーストアで『ソニーストアカップ』を順次開催することを明かした。対戦を楽しめるだけではなく、トッププレイヤーからアドバイスをもらえる出会いと交流の機会の場だという。

8月30日にソニーストア 名古屋で、9月20日にソニーストア 福岡天神にて『ストリートファイター6』による対戦が実施されるほか、10月以降も各店舗での開催を予定している。

「今後はZONE: 0を、幅広い世代のさまざまなバックグラウンドを持つゲーマーのみなさまに愛される、コミュニティーの場としてつくりあげていきたいと思っています」(高木氏)

ソニーストア 名古屋で開催されるソニーストアカップは、8月24日までエントリー受付中

プレーヤーの勝利に貢献する活動を継続していく

加えて、マーケティングプランナー桐木崇行氏よりブランドの方向性についても説明があった。INZONEは2022年に誕生したソニー初のゲーミングブランドで、発足当時から「勝利のためのゲーミングギアブランド」というコンセプトを一貫して掲げている。

マーケティングプランナー桐木崇行氏。ブランドローンチ当時から携わっているメンバーの一人

2023年にはプロeスポーツチームFnaticとスポンサーシップ契約を締結し、製品の共同開発を開始。第1弾製品となる有機ELゲーミングモニターのM10Sは、プロ/アマチュア問わず多くのゲーマーに支持されているという。新製品6モデルはワイヤレスヘッドセット/有線イヤホン/キーボード/マウス/マウスパッドとカテゴリーさまざまだが、それぞれFnaticと共同開発を行っている。

また現場の勝利に貢献するマーケティング活動として、プロシーンを中心とした大会サポートをアピール。

「イベントやプロシーンは、プレイヤー本人だけでなく観客にも、もっとも勝利を望まれているシーンであると思います。INZONEのゲーミングギアをつかってもらうことでプレーヤーの勝利に貢献し、『このギアを使えばこういった体験ができる』ことを視聴者の方々にも見て、使っていただくことで、一般のプレーヤーの勝利にも貢献できれば、という思いを込めて、こういった活動を続けています」(桐木氏)

2022年から今日に至るまで多くの大会サポートを実施

8月24日・25日に開催される公式大会「VALORANT Challengers Japan SEASON FINALS」の公式ギアとして、ワイヤレスヘッドセット「H9 II」と有線イヤホン「E9」が採用された

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