• ブランド
    特設サイト
公開日 2012/09/19 15:02

【フォトキナ】ソニー、「NEX-6」や「α99」など注目の新製品をハンズオン

NEX専用アプリサービスのデモも
SP DIVISION:木寺務
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

大勢の来場者で賑わうソニーブース
ソニーは、ブース全体のキーメッセージを「THE POWER OF IMAGING」とし、先日日本国内でも発表されたばかりの新製品群を一堂に展示。中でも同社デジタル一眼最上位機種、α900から約4年ぶりのリニューアルとなる待望の新フラグシップモデル「α99」に注目が集まった。

α99の詳細についてはすでに国内でも発表されているのでここでは割愛するが、タッチアンドトライコーナーでは熱心な来場者がブーススタッフを質問攻めにする光景がそこここで見られ、長蛇の列ができるほどの盛況ぶり。ワールドワイドでの注目度の高さが伺えた。

αの新フラグシップモデル「α99」

タッチ&トライコーナーでは時間をかけてじっくりと試す来場者が多いのが印象的だった


α99の分解展示

α99で撮影した写真を大きく引き伸ばして展示。35mmフルサイズセンサーならではの精細感をアピール

一方、ミラーレス一眼・NEXシリーズでは、NEX-5Nの後継モデルとなる「NEX-5R」、NEX-5RとNEX-7の間を埋める新ラインモデル「NEX-6」の実動機がタッチ&トライコーナーに出揃った。両機ともに海外では既発表のモデルだが国内では未発表のモデル。α99の国内発表の際に、国内での年内発売が明かされたが、実動機に触れられる展示は今回が世界初となる。

NEX-5ラインの新モデル「NEX-5R」

NEXの新ラインモデルとなる「NEX-6」

NEX-5R、NEX-6ともに撮像面に位相差AF用画素を盛り込んだ、新開発の有効1610万画素APS-Cセンサーを搭載。位相差AFとコントラストAFを併用した「Fast Hybrid AF system」の採用により、素早く正確なオートフォーカス性能を実現している。

また、両機ともにWi-Fiを内蔵。ソニーが新たに展開するアプリケーションダウンロードサービス「PlayMemories Camera Apps」と接続することで、カメラ内にさまざまなアプリを取り込むことが可能。会場で配られていたNEX-6のカタログでは「ピクチャーエフェクト+」、「ブラケット プロ」、「フォトレタッチ」、「スマートリモートコントロール」、「ダイレクトアップロード」、「マルチフレームNR」などのアプリが紹介されており、ブーススタッフの説明では、デフォルトで搭載される撮影機能に加えて撮影をより楽しめるアプリを順次配信予定とのこと。

画面からアプリを選んでダウンロードしてカメラ機能をカスタマイズできる

NEX-5Rは5ラインのデザインを踏襲しているが、新たにチルト式の液晶モニターが180度まで稼動するようになったほか、NEX-7のコントロールダイヤルに似た操作ダイヤルや、ファンクションボタンが新たに追加され操作性の向上が図られている。

新たにコントロールダイヤルが設置された

背面液晶は180度回転対応のチルト式を採用

NEX-6は有機ELのEVFや内蔵フラッシュなど、上位機となるNEX-7の流れを汲みながら、モードダイヤルとコントロールダイヤルを2段重ねにした操作系で、NEX-7のトライダイヤルナビに迫る使い勝手を実現。またα99にも採用されるマルチインターフェースシューの採用により、クリップオンストロボなどオプション機器との親和性、拡張性も高まっている。キットレンズには、デジタルスチルカメラ用に開発された交換レンズとしては同社初となるパワーズーム搭載の新レンズ「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」が付属するとのこと。

下段に設置されたコントロールダイヤルの径のほうがやや大きいので、構えて親指で回しても上段のモードダイヤルまで回してしまうことはない

液晶はNEX-7と同様のチルト式を採用


アクセサリーシューには新たに採用されたマルチインターフェースシューを搭載

キットレンズはパワーズーム付きの「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」。電源を入れると前玉がせり出してくる

NEX-5Rは欧州では10月中旬の発売を予定しており、価格は標準レンズキットで750ユーロ前後、NEX-6はワールドワイド(日本含む)で年内発売を予定しており、価格は850ドル前後になる見込み。日本での価格は両機ともに未定とのこと。

Eマウントレンズは、NEX-6のキットレンズとなる「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」のほか、超広角ズームレンズ「SEL-1018」、大口径標準単焦点レンズ「SEL35F1.8」が参考出品された。

大口径標準単焦点レンズ「SEL35F1.8」(写真左)

超広角ズームレンズ「SEL-1018」

その他、国内発表でも大きな話題となった35mmフルサイズセンサー搭載のサイバーショット「DSC-RX1」、同じく35mmフルサイズセンサーレンズ搭載Eマウント採用レンズ交換式ハンディカム「NEX-VG900」、フルHDウェアラブルカメラ「HDR-AS15」などの展示も行われた。

35mmフルサイズセンサーを搭載したサイバーショット「DSC-RX1」はケース内展示

フルHDウェアラブルカメラ「HDR-AS15」


HDR-AS15の防水用ケースなども展示された

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 女子プロゴルフ「パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント」、4/26からの放送・配信予定
2 売価アップも品薄も問題にしないアキュフェーズの強さに感服 <販売店の声・売れ筋ランキング3月>
3 ソナスの新製品スピーカー「Lumina II Amator」が鋭い立ち上がり <ハイファイオーディオ売れ筋ランキング3月>
4 Prime Video、『ゴジラ-1.0』ほかゴジラ邦画実写全30作品や、Prime独占EP配信の『岸辺露伴は動かない』第4期など5月配信
5 ゲオ、43V型で4万円を切る狭額縁デザインの4K液晶テレビ
6 Anker、最大半額セールを楽天で実施中。完全ワイヤレスイヤホンは割引でさらにポイントアップも
7 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信。公開生放送の観覧受付開始
8 KEF、「LS60 Wireless」など一部スピーカー製品を値下げ。4月25日より
9 スカパー!、スティック型ストリーミング端末「スカパー!+(プラス)ネットスティック」を新開発
10 Netflixで「ご利用世帯の登録」画面が表示された場合の対処法は?
4/26 10:36 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX