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“この番組だけは消せない!” のために。アイ・オー「BDレコ」が2月中旬に発売
アイ・オー・データ機器は、HDDに録画したテレビ番組などをBlu-ray Disc(BD)もしくはDVDへダビングできるパソコン用外付けBD/DVDレコーダー「BDレコ(BRP-R1)」を、2月中旬に発売する。
価格はオープンだが、市場想定価格は税込22,800円前後。年始に開催された同社の新年会で発表され、すでに大きな話題を集めている製品である。

アイ・オー、テレビでHDD録画した番組をブルーレイにダビングできる「BDレコ」発売へ
2026/01/08
BDレコーダーの撤退や値上げ発表が相次ぐ中ではあるが、「あえてディスクで手元に残しておきたい」という需要が根強いことに応えての新商品となる。テレビ番組は外付けHDDに録画されることも多いが、テレビの買い替えや故障によって、そのデータを読み出せなくなる、といった課題も指摘されていた。
アイ・オー・データ機器は、フロッピーディスクの登場以来、30年にもわたり光ディスクドライブを供給してきた。現実に光ディスクの需要は大きく下がってきている市場状況は認識しながらも、「ディスクメディアにはまだまだ可能性がある」「ユーザーの日常的な “お困り” をサポートしたい」と考える同社らしい新提案となる。
BDレコの製品背景について、開発に関わった第3事業部 企画3課 チーフリーダーの大脇真貴氏は、「“とにかく簡単に操作できること” を目標として開発を進めてきた」という。
以前は専門的知識がなければダビングが難しい、という声が多かったことを踏まえ、直感的に操作できるWindows用アプリ「BDレコアプリ」を新規開発(製品に付属・Macは非対応)。アプリの開発にあたっては、同社が長年展開してきた「CDレコ」で得た知見も多く投入されている。
CDレコは推し活や車の中でCDを聴きたい、というシチュエーションでも活用されており、若い女性や年配ユーザーなど、いわゆる “オーディオビジュアルに強いお父さん” 以外の人にも愛用されてきた。そのノウハウも活かしつつ、“右クリック禁止!” を合言葉に、直感的に簡単にダビングができる操作感を追求して開発を進めてきたという。
BDレコ本体はほぼCDジャケットサイズ、薄さも1cm程度とコンパクトで取り回しもしやすい。側面にUSB Type-C端子が設けられており、パソコンとUSBケーブルで接続するのみで使用できる。
ダビング方法は2種類で、テレビから操作する方法と、Windowsパソコン側から操作する方法が用意される。レコーダー(あるいはHDD)とパソコンを同一ネットワーク上に接続し、テレビのリモコンから、ダビングしたいデータを選択して転送するだけ、というシンプルな操作でダビングができる。Windowsパソコン側からも同様である。
さらに、画質優先か、あるいは長時間録画優先か、コンテンツによってどのクオリティで残したいかという設定も、アプリ上から簡単に選択できる。例えばBD1層盤の場合は、最高画質では約2.5時間、長時間画質では約19時間録画可能。アプリ上で「画質優先でダビングする」あるいは「最少枚数でダビングする」から選択するか、さらに細かく手動で設定することもできる。
気になるダビングに要する時間だが、パソコンのスペックや盤のスペックによって大きく変わる、と大脇氏は前置きしつつ、「BD1層盤のBD-R、最高画質、2.5時間の番組で、約16 - 17分くらい」と説明。繰り返しデータの書き込みができるBD-REだと約30分程度ということだ。
BDレコの対応機種については、発表時点でTVS REGZAやパナソニック “VIERA” の主要モデル、スカパー!プレミアムサービス対応チューナー、ひかりTV対応チューナー、アイ・オー・データ機器の地デジチューナーなどの対応を確認している。
ダビングしたデータは各社のBDプレーヤーやレコーダー、ゲーム機のほか、付属の再生ソフト「BDミレル」を活用すればパソコンでも再生可能となる。
BDレコに加えて、DVDのみへの書き込みに対応した「DVDレコ(DVRP-R1)」も同時発売予定(オープン価格、市場想定価格は税込10,340円前後)。また、テレビ番組のダビングではなく、データ保存専用のBD/DVDライター「BRP-W1」「DVRP-W1」も、2月下旬に登場予定となる。






















