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JBL、オープンイヤー型完全ワイヤレスの最上位モデル「Sense Pro」を11/20より一般販売
ハーマンインターナショナルは、JBLのオープンイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「JBL Sense Pro」の一般販売を2025年11月20日(木)に開始する。価格はオープンだが、JBLオンラインストアでの販売価格は税込24,200円。カラーバリエーションはブラック/グレージュ/ブルー/パープル/ホワイトの5色展開で、パープルはヨドバシカメラ限定、ホワイトはAmazon限定色となる。
JBL Sense Proは、同ブランドがオープンイヤー型のフラグシップと位置づける完全ワイヤレスイヤホン。耳をふさがない構造とJBLサウンドの両立を図るだけでなく、ハイレゾワイヤレス対応や独自の空間再生機能など、上位機にふさわしい機能も装備した。クラウドファンディングで目標達成率7,200%超を記録したモデルで、この度一般販売が開始される格好だ。
音質面では、16.2mm径のDiamond-Like Carbon(DLC)振動板採用ダイナミックドライバーを搭載し、高音質BluetoothコーデックのLDACをサポート。 “Hi-Res Audio Wireless” 認証も取得する。
独自の「JBL 空間サウンド」を備え、映画や音楽の空間表現をより豊かに再生可能とアピール。また、オープンイヤー型の課題である音漏れには「OpenSoundテクノロジー」を採用し、逆位相サウンドで拡散を抑制する設計を取った。
装着性は人間工学に基づく三次元形状イヤーフックを新開発。チタン合金ワイヤーとリキッドシリコンを組み合わせ、軽量かつ安定したフィットを追求した。前モデル「Soundgear Sense」から継承した最大20度の角度調整機構により、耳形状や装着位置に応じてスピーカーホールの向きを微調整でき、音質と音漏れ抑制の両面に配慮している。
充電ケースは丸みを帯びたフォルムにマットコーティングの質感を組み合わせ、携行性と意匠性を両立したデザインとする。
通話機能は左右合計4基のビームフォーミングマイクと骨伝導音声ピックアップセンサーを搭載。マイク周辺の空力設計により風切り音の低減も図り、移動中の通話や会議用途に対応する。さらに、次世代の「Auracast」に対応し、送信機と組み合わせて複数台へ同時伝送が可能。スピーカーで大音量を出せない環境でのグループ視聴やダンス練習など、新たな利用シーンを提案している。
専用アプリ「JBL Headphones」では、10バンドEQや聴覚測定に基づく「Personi-Fi 3.0」を用いたパーソナライズが可能。マルチポイント接続にも対応し、スマートフォンとタブレットなど2台のデバイスと同時接続できる。片側使用が可能なデュアルコネクト、Google Fast Pair/Google Find HubおよびMicrosoft Swift Pairにも対応する。
イヤホン本体はIP54の防水防塵性を備え、片側約11.6gの軽量設計。最大再生時間は本体約8時間+ケース約30時間の計約38時間で、ケースのワイヤレス充電や、10分充電で約4時間再生の急速充電にも対応する。



































