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<CEATEC>シャープ、生成AIと会話できるテレビやネックバンド型デバイス。EVはモビリティショーで新型発表を予告
最先端IT・エレクトロニクス総合展「CEATEC2025」が幕張メッセにて開幕。シャープは、生成AIと会話できるテレビやネックバンド型ウェアラブルデバイスなどを参考出展している。
テレビの展示は、シャープ独自の会話AI技術を使った生成AIキャラクターと自由な対話ができるというもの。大画面テレビにほぼ等身大でキャラクターが表示されるため、まるでそこにいるかのような親近感で会話を楽しめるとアピールしている。そして、会話を重ねるごとに、家族に対するAIキャラの理解も進み、より絆が深まるという。
ウェアラブルデバイスは「AI SMART LINK」と命名されており、内蔵したカメラやマイクで利用者の環境を把握し、問いかけに音声で応答。首にかけて使用するため、PCやスマートフォンを持たずにハンズフリーで生成AIと対話することができる。
同社が開発中のエッジAI技術「CE-LLM」(Communication Edge-LLM)を搭載。利用者の問いかけに対し、高速な応答が期待できるエッジAIか、Chat GPTなどの豊富な情報が得られるクラウドAIのいずれで処理するかを即時に判断し処理することで、スムーズで自然な会話のやりとりを実現するのだという。

また、透過型XRグラスを用いた「dynaEdge XRソリューション」も展示。XRグラス「dynaEdge XR1」と、モバイルエッジコンピューティングデバイス「dynaEdge DE200」とを組み合わせて、大規模倉庫でのピッキング作業を効率化できるソリューションなどを紹介している。

そのほか、EV(電気自動車)のコンセプトモデル「LDK+(エルディーケープラス)」についても紹介。ブースではパネル解説のみだったが、同社スタッフによると、10月30日から開催されるジャパンモビリティショーに「新型を出展する」とのこと。9月の発表時よりも進化した姿を見ることができるようだ。



































