公開日 2025/09/05 15:17

<IFA>Anker、“Soundcoreから”超弩級スマートプロジェクター「Nebula X1 Pro」。寝ホン、AIボイスレコーダー新製品も披露

ローンチイベントには創業者Steven Yang氏も登壇
平野勇樹
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ドイツ・ベルリンで開催される家電見本市「IFA2025」。開催に先駆けてAnker Innovationsは現地時間9月4日(木)、会場内でプレス向けに新製品のローンチイベントを実施。サブブランドSoundcoreからは、超弩級スマートプロジェクターや寝ホン、AIボイスレコーダーといった新製品が発表された。

これまで自社ブースで行ってきた発表を、今年はIFAの大舞台「Dream Stage」で開催。登壇したのは、同社創業者でありCEOのSteven Yang(スティーブン・ヤン)氏だ。 

IFA2025に先駆けたローンチイベントに登壇するSteven Yang氏

「究極のイノベーションを通じて可能性を切り拓く」をミッションに掲げ、常識を打ち破る (Tear Away Through) 、究極を追求する (Seek Ultimate)、 共に成長する (Grow Together)を基本原則に、eufy、Soundcoreブランドを統合したマルチブランドテクノロジー企業へ進化させていくと、グループ全体のビジョンを語った。

Anker、eufy、Soundcoreの3ブランドを軸にグローバルなスマートハードウェアのリーダーとして、充電、家庭用エネルギー、スマート家電、ホームセキュリティ、クリエイティブツール、そしてオーディオ・ビジュアルといった分野でカテゴリーを定義する製品を生み出していくという。

Soundcoreブランドからは、グローバルPRを務めるAdam Weissman氏が登壇した

Soundcoreブランドから最初に紹介されたのは “寝ホン”「Soundcore Sleep A30」。

アダプティブANCで周囲の環境ノイズを消音するだけでなく、脳波を検知してバイノーラルビートで安眠を促すなど、AIで複数の睡眠障害を解決して快適な眠りをサポートするというユニークなアイテム。横向きに寝ても耳が痛くならないように、とてもスリムな設計になっているのもポイントだ。

すでに米国でクラウドファンディングKickstarterで限定販売されていたものが、10月に世界各国で発売される予定だ。海外価格は249.99ユーロ。

次に紹介されたのも意外なところでAIボイスレコーダー「Soundcore AI Voice Recorder」。コインよりも小さく、衣類にクリップして、一日中録音できるとアピール。

 

「Soundcore AI Voice Recorder」

100以上の言語において最大97%の精度で音声をAIが文字起こししてくれるそうだ。もちろん要約もしてくれる。2025年後半の発売を予定しているという。

 

そしてファイルウェブ読者なら、きっといちばん気になるアイテムがスマートプロジェクター「Soundcore Nebula X1 Pro」だろう。

“映画館体験を身近にするものだから、迫力のサウンドは欠かせない” という理由から、プロジェクター専門のサブブランドNebulaではなく、Soundcoreから登場させるという。

「Soundcore Nebula X1 Pro」

ワイヤレスで使えるスピーカーがキャリングケースのようなボディに収納されていて、持ち運びもできちゃう「モバイルシアターステーション」がコンセプト。使うときだけ4つのワイヤレススピーカーを取り出して、ケーブルいらずでユーザーを取り囲んで設置、7.1.4chのリアルサラウンドを実現する仕組みだ。ウーファーは2基で合計160Wと、かなり強力そう。9月23日にKickstarterでクラウドファンディングをローンチ予定だという。

本体から4つワイヤレススピーカーを分離し、サラウンド環境を構築できる

Dolbyからバイス・プレジデントのJavier Foncillas氏も応援に駆けつけて、ドルビービジョンとドルビーアトモスにも対応していることもアピールしていた。

DolbyのJavier Foncillas氏みずからドルビービジョン/アトモス対応をアピール

解像度は4Kで、トリプルレーザー光源を採用。明るさは3,500 ANSIルーメンで、ネイティブコントラストは5,000:1、ダイナミックコントラストは56,000:1とアピールする。

スマートホームブランド eufy からは世界初のパーソナル3Dテクスチャープリンターとなる新製品「eufyMake UV Printer」を初公開。木材、革、金属など数百種類の素材にフルカラーで立体的な質感を直接印刷し、AIを応用してアイデアをカタチにするという。海外価格は2,499ユーロ。

「eufyMake UV Printer」

そのほか、階段だって登れるスマート掃除機「eufy MarsWaker」、リスクを予測するローカルAIエンジンを搭載したセキュリティカメラ「eufyCam S4」などもアピールしていた。

AnkerやAnker SOLIXブランドからも、スマートフォン関連の充電アクセサリーやポータブル電源などの新製品が多数披露された。マルチデバイス充電シリーズのフラグシップとなる次世代 “Primeシリーズ” には、新たに「AnkerSense View」が搭載される。スマートディスプレイによって充電速度や温度をリアルタイムで確認できるそうだ。

そのほかソーラー発電と組み合わせたクルマの充電など、EVチャージングシステムもアピールしていた。

なお、IFA会期中には、会場内でAnkerの最新GaN充電器を使った充電スポット、「Sommergarten」に設置される「soundcore Pop-up Cafe」など、来場者が製品に直に触れられる仕掛けも展開するという。

日本でも人気の高いAnkerの勢いを強く印象づける、充実の内容のローンチイベントだった。

 

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