公開日 2025/06/03 12:24

「見るんじゃなかった」前機種ユーザーも嬉しい悲鳴の「Xperia 1 VII」。30本以上の“エグい”記事数で丸裸に

大ブレイクスマホXperia 1 VIの後継機
編集部・竹内 純
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Xperia 1 VI 利用者も「実機を見るんじゃなかった」と思わず欲しくなる

ソニーから、人気を集めるスマホ “Xperiaシリーズ” の最新モデル「Xperia 1 VII」が発表された。6月中旬の発売に向け、はたしてどのような進化を果たしたのか気になるところだが、そこでチェックしておきたいのが、ソニー製品の濃密な実機レビューがマニアの間でも話題を呼ぶブログ「店長のつぶやき日記ハイパぁー…3」だ。

Xperia 1 VII 

手掛けるのは、徳島市にあるソニーショップ&ホームシアターショップ「コール徳島店」店長の野田博之氏。元ソニー社員(システムエンジニア)で、 “ソニー好き” を公言する野田店長が、検証作業に1週間の時間を費やすこともあるという徹底した内容とボリュームで、しかも毎日更新されている。

昨年6月に発売された「Xperia 1 VI」では5本の実機レビューを掲載。番外編や関連記事を含めた情報の総文字数は実に3万字を超え、膨大な数の写真を含めた “エグい” 情報量はまさに圧巻。このブログを読み、購入に至ったXperiaファンも大変多かったと野田店長は語る。

今回の「Xperia 1 VII」も負けず劣らず。513日の「超速報」にはじまり、

Xperia体験イベントで、実機『Xperia 1 VIIXQ-FS44)』をさわってきたよ」
「今使っているXperiaから、最新SIMフリー『Xperia 1 VIIXQ-FS44)』に乗り換えるとこんなに変わる!」
Xperia 1 VIIXQ-FS44)開発者クロストーク。α、WALKMANBRAVIA

さらに、気になるテーマごとにスポットを当てた5本の「実機レビュー」など、実に30本近い記事を立て続けに掲載。「店長のつぶやき日記ハイパぁー…3Xperia 1 VIIまとめ記事」を是非チェックしてほしい。

圧倒的な記事ボリューム 

昨年、大きな話題を集めた先代「Xperia 1 VI」について野田店長は、「あろうことか(いい意味でね)、4Kを捨て、縦長を捨て、これまでの、Xperia 1シリーズの伝統とも言うべき2大特徴をすぱっと!」と大胆な進化に目を丸くした。

「バッテリー持ち向上や縦長非対応某SNSアプリが見やすくなるなど、ポジティブ要素も猛烈に多かった。さらに、すさまじいインパクトとなったテレマクロ機能に170mm光学望遠、カメラアプリ刷新…。『Xperia 1シリーズじゃなくね?』『新シリーズじゃね?』という声も。それほど情報が多すぎ、伝える側からするとうれしい悲鳴で。結果、当然の如く、大ブレイクモデルとなった」と振り返る。

それだけに、今回の「Xperia 1 VII」について当初は、「Xperia 1 VIのときのような衝撃的なモデルではない」「ソニーのデジタル一眼カメラ『α』や『ウォークマン』『ブラビア』といった専用機に搭載されている最先端の技術と、Xperia向けに最適化した『Xperia Intelligence』をかけあわせることで、撮影でも視聴でも、高い次元の体験価値をリアルタイムに実現するという、ソニーの言わんとしていることがよく理解できた」と感想を述べていた。

コール徳島店・野田店長 

「大ヒットモデル『Xperia 1 VI』をベースにさらにブラッシュアップしたのが『Xperia 1 VII』」。大きな飛び道具はないものの順当に進化したモデル。さすがにわずか1年でXperia 1 VIからの買い替えはお薦めしづらいけど…。それ以前のユーザーさんには是非お薦めしたい。OSバージョンアップ4回、セキュリティアップデート6年へと、Xperia史上最長サポートになっただけに、Xperiaを使っていない人にも!」。

ところが、注文開始の520日からはや2週間、予約も開始されると「当初の印象とはかなり変わってきた」と野田店長。象徴的だったのは、お客様からの反応だ。「大ヒットモデルの先代『Xperia 1 VI』を上回るペースの当店販売実績に正直驚いている。スペック違いで3モデルあるが、最上位スペックは発売前にして、すでに8月末お届け(※6月3日時点では「入荷次第出荷」)という状況。先代超えはまずないだろうと思いきや、この人気にとまどいすら感じる」と驚きを隠せない。

本当に細かいところに配慮が行き届いたモデルで、「購入検討時には、誰にも気にもされなさそう」と注目したのは「背面照度センサー」。「これまでは画面側のみにしか搭載されていなかったものが、背面にも追加されている。より正確にまわりの照度を測定できるようになり、画面輝度調節がさらに正確になった」。

これにより、「逆光で画面を見る場合、従来は、画面が暗くて見づらかったのだが、背面照度センサーで逆光に合わせて画面が明るくなるので見やすくなる。トンネルの出口付近、室内から屋外へのカメラ撮影など、画面が暗くて見づらいシーンは意外と少なくない」とその効果の大きさを指摘する。

「背面照度センサー」に着目 

スマホの値上がりが気になるなか、SIMフリーモデルの「Xperia 1 VIIXQ-FS44)」(スレートブラック/モスグリーン/オーキッドパープル)の価格(ソニーストア)は、RAM16GB/ROM512GB・税込234,300円(SIMフリー限定)、RAM12GB/ROM512GB・税込218,900円(SIMフリー限定)、RAM12GB/ROM256GB・税込204,600円。

野田店長は「んー、最下位スペックでも20万を超えてきたかぁ。使用頻度が高いアイテムとはいえ…」と、「オンライン買取増額キャンペーン」「Xperia 1 VI発売記念 ロトに挑戦&購入&応募で最大30,000円相当プレゼントキャンペーン」などを紹介。「上手にやりくりせねば」と呼びかける。

SOCCPU)の進化による処理速度がアップしたのをはじめ、超広角撮影、ディスプレイ、オーディオなど各性能が向上している。大きくはないけれど、着実な進化ポイントがたくさん詰まっている。その結果、先代『Xperia 1 VI』を買った人でも、『実機を見るんじゃなかった…』と思わず欲しくなってしまう。よくできたスマホ(Xperia 1 VII)だ」。

■店舗概要

コール徳島店
770-8052 徳島県徳島市沖浜2-30 コール徳島2F
TEL 088-655-1210
FAX 088-655-1208
営業時間 10:0020:00
定休日 火曜日・第1水曜日(※祝祭日は営業)

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