公開日 2025/02/17 19:43

アシダ音響、音楽リスニング用ヘッドホンのスタンダードモデル「HA-ST12」&ハイグレードモデル「HA-SX12/HD」

ハイグレードモデルはケーブル交換対応
編集部:成藤正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
アシダ音響は、音楽リスニング用ヘッドホンのスタンダードモデル「HA-ST12」を2月28日(金)より、またハイグレードモデル「HA-SX12/HD」を3月21日(金)より発売する。価格および予約開始日はそれぞれ以下のとおり。

・「HA-ST12(W/K)」:6,930円(税込)、予約開始:2月17日(月)
・「HA-SX12/HD(W/K)」:14,850円(税込)、予約開始:3月上旬ごろ
※HA-SX12/HD予約日はメールマガジンにて案内予定

「HA-ST12」(ブラック)

「HA-SX12/HD」(オフホワイト)

昨年12月に開催されたイベント「ポタフェス2024冬 秋葉原」にて展示された製品の発売スケジュールが正式に決定したかたち。

HA-ST12は、好評を得た同社のオンイヤー型ヘッドホン「ST-90-05」と同じ40mmダイナミックドライバーを搭載したオーバーイヤー型ヘッドホンのスタンダードモデル。ハイコンプライアンスかつ軽量で、良好なtanδを有するエンジニアリングプラスチックフィルムを採用したダイアフラムと、理論値1テスラの強力な磁気回路を組み合わせ、低域から中高域までバランスよく輪郭のはっきりした音質が楽しめるとしている。

外観はST-90-05と同様のレトロモダン・デザインを採用。柔らかい色合いと丸みを帯びた形状で女性も親しみやすく、ハウジング部には鏡面加工を施すことでポップさも表現したとのこと。ヘッドバンドの調整機構には、シンプルかつスムーズなスライド構造を採用した。ケーブルは片出しタイプで、着脱には非対応。長さは約1.5mで、L字型の3.5mmステレオミニプラグを搭載する。

HA-ST12のハウジングは光沢のある鏡面仕上げ

再生周波数帯域は5Hz - 40kHz、インピーダンスは40Ω(@1kHz)、出力音圧レベルは99dB/mW(@1kHz)。最大入力は1000mW。質量は約185g(ケーブル除く)。

HA-SX12/HDは、上述のHA-ST12をベースとしたハイグレードモデルの位置付け。自社開発のドライバーユニットには、振動板とそれを支えるエッジ部とを別素材にしたフリーエッジ構造を採用し、低域の深みを強化している。さらに振動板には、(株)ギフトク製のコーン紙を採用。和紙の原料でもある強靭なミツマタ繊維と微細パルプを混ぜ合わせており、軽量さと高剛性を両立したという。

ハウジングはHA-ST12の鏡面加工とは異なりシボ加工を施し、より高級感を演出。内部配線および付属ケーブルはひさご電材(株)のOFC導体を採用し、量感豊かな低音と臨場感ある中域、自然な中高域を実現したとする。さらに3.5mm 4極ジャックによるケーブル着脱に対応し、バランスケーブルの接続もサポート。ケーブル交換によるユーザー好みのチューニングが可能だとしている。

HA-SX12/HDのハウジングはシボ加工が施される

再生周波数帯域は5Hz - 40kHz、インピーダンスは28Ω(@1kHz)、出力音圧レベルは103/mW(@1kHz)。最大入力は1000mW。質量は約195g(ケーブル除く)。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX