ローランド、“楽曲制作用ヘッドホンの新基準” 「VMH-S100」

ローランドは、楽曲制作用モニターヘッドホン「VMH-S100」を、2月8日（土）に発売した。価格はオープンだが、直販サイトRoland Online Storeでは税込39,600円にて取り扱っている。

作曲、レコーディング、スタジオミキシングなどの楽曲制作用途を想定した密閉オーバーイヤー型ヘッドホン。5Hz - 40kHzにわたるハイレゾ準拠の幅広い周波数帯域、あらゆる音のニュアンスを正確に表現可能という高い解像度とリアルな音の定位、優れた遮音性を備え、楽曲制作に集中できる一貫性のある高品質サウンドを提供すると謳っている。

新開発の50mmダイナミック型ドライバーを搭載し、独自のチューニングを施した密閉型デザインを採用。耳を完全に覆って外部のノイズを遮断し、オープンかつ没入感のある音場を再現するという。インピーダンスは30±3Ω、感度は104.5dB（＠1kHz、1mW）。

イヤーパッドは立体縫製で、耳への負担低減と長時間の快適性を両立。加えてマグネットによる着脱交換に対応する。本体のフレームとシールドには金属を採用し、堅牢性を強化。本体質量は約295gとなっている。

ケーブルは片出しタイプだが、左右両方のイヤーカップにケーブル接続用の端子を備えており、環境に応じて最適な側にケーブルを接続できる。付属ケーブルは長さの異なる2本（1.5m／3m）が同梱。標準ステレオプラグ変換アダプターも用意される。

ほか、同社の音楽制作サブスクリプション「Roland Cloud Ultimate」の3か月間無料トライアル版が同梱。本製品を購入後にユーザー登録を行うことで、ソフトウェア・シンセサイザーや音声素材、作曲ソフトなどを利用できる。