公開日 2024/05/23 19:30

LG、4Kプロジェクター「CineBeam Q」先行体験会で小型さと高画質をアピール

5/30からMakuakeで先行販売
編集部:松原ひな子
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
LGエレクトロニクス・ジャパンは、超小型4Kプロジェクター「CineBeam Q」の先行販売を、5月30日正午より応援購入サービスMakuakeにてスタートする。また、これに合わせメディア向けに製品の体験会を実施。この記事では、東京渋谷にあるマクアケ本社にて催された体験会の様子をレポートする。

「CineBeam Q」製品名の“Q”は、英単語“CUBE”の意からちなんでいる

LG CineBeam Qは、同社のプロジェクターシリーズ「LG Cine Beam」から新たに登場する4Kプロジェクター。最大120インチまでの大画面投写に対応しながら、本体は幅107.8×高さ136.5×奥行き135mmの小型設計を実現する。

側面本体についているアームは360°回転できる。スタンド、ハンドルとしてフレキシブルに使用できるほか、天井投写もアームを動かすだけで設置完了

価格は169,800円(以下全て税込)。Makuakeでおこなわれる先行販売では、オフ率と台数の異なる6つのプランが用意される予定。もっともオフ率の高い最速割は10台限定となり、35%オフの109,800円で製品を手にいれることができる。また、本体を保護するプロテクターが付属する。

なお、販売は5月30日正午より開始されるが、Makuakeの購入ページは3日前の5月27日午後2時ごろを目処にオープンする予定とのこと(5月27日10:00追記・「もうすぐ開始」欄に販売ページが公開された)

■住環境にしばられない設置性の高さで、4K映像を気軽に楽しめる



体験会は、プレスリリースに掲載された情報だけでは伝わりきらない製品の魅力を、製品を直接見て体験したレポートを通して、ユーザーにも知ってほしいという思いから開催されたという。

スライドの投写も実際の製品にておこなわれている

“体験して”わかる要素として特に強調されたのは、サイズのコンパクトさ。そしてその小型軽量ボディに備わった高画質だ。前述の通り、本体の表示解像度は3840×2160に対応し、50から120インチサイズの投写が可能。HDR10/HLGのほか、ゲーミング向けのHDRフォーマットであるHGiGにも対応している。

ハンドルや突起物を除くと、本体の正面サイズは約8cm

また、フルHDなどの映像を4K画質にアップコンバートする「Super Resolution」や、フレームレートを補完してなめらかな再生を可能にする「TruMotion」といった機能も搭載。同社のプロジェクター上位機種や、テレビ製品にも採用している技術を応用しているという。4K解像度で制作された作品にかぎらず、さまざまなコンテンツを楽しんでほしいとのこと。

映像モードは「あざやか」「標準」「シネマ」「スポーツ」「ゲームオプティマイザ」「FILMMAKER MODE」「Brightestモード」「エキスパート」2種の全9種

さらに設置性を上げるため、台形補正やフォーカス調整といった自動補正機能も備える。360°スタンドアームによってフレキシブルに投写角度を調整でき、かつ直感的に好みの角度・距離を決めれば、あとは平面に置くだけで自動補正がはたらくため、位置を動かしたり持ち歩いたりしても、ストレスなく再設置できる。勾配天井や凹凸のある壁面への投写で補正をより追い込みたい場合に、手動でエッジ調整も可能。同社スタッフによれば、自動補正と手動でのエッジ調整は併用がお薦めだという。

4/9/15ポイントの位置調整が可能。画像は15ポイント調整時

音声は出力3Wのスピーカーを本体背面部分に1基搭載しているほか、Bluetoothによるスピーカー接続にも対応。2台のスピーカーを接続すれば、ステレオサウンドも楽しめる。

音声モードは「AIサウンド」「標準」「シネマ」「クリアボイス」「スポーツ」「音楽」「ゲームオプティマイザ」の全7種

OSはブランド独自の「webOS」を搭載。プレーヤーがなくても本体のみで映像コンテンツを楽しめるほか、入出力端子にはHDMI(eARC対応)を1基、USB Type-C×1基を搭載。

NetflixやAmazon Prime Videoをはじめとするさまざまなサービスにホーム画面からアクセスできる

USB Type-C端子は給電にも対応しているため、モバイルバッテリーなどと一緒に持ち運び、外出先で映像観賞を楽しむこともおすすめとのこと。消費電力は65W、スリープ時は0.5W以下。なお、別で給電専用の端子も搭載されている。

本体背面。給電専用の端子も別で搭載されている

光源は3chレーザーで、投写形式はDLPによる。明るさは500ANSIルーメン、コントラスト比は450,000:1、色域はDCI-P3を154%カバーした。Bluetooth5.0、Wi-Fi 5に対応しており、AirPlay 2やMiracastなど各種機能も使用可能。

また、webOS経由でNetflix、YouTube、Amazon Prime Video、U-NEXT、Hulu、DAZN、Spotify、Disney+、Apple TV、Paraviといった各種サービスにアクセスできる。

付属のリモコン。補正機能はワンボタンでアクセスできる

会場は照明を落としてはいるものの完全暗室というわけではなく、手元の紙資料へ難なくメモができるくらいの光量。デモで動画が再生された際は視聴に不自由は感じなかった。

会場イメージ

スタンド使用時も自重でずり落ちる心配はなさそう。本体の作動音と排熱も気にならない程度

担当の安藤氏は、体験会ひいてはブランドの製品開発について、消費者のニーズが多様化しているなかで、ユーザーが望んでいる製品・スタイルをいちはやくキャッチし製品を送り出すことで、より多くの人の暮らしに夢を見られるように、またそれを現実にできるように取り組んでいきたいとアピールした。

マーケティング担当の安藤康夫氏

【Makuake先行販売 概要】
・開始日時
5月30日正午から
※販売ページは5月27日午後2時ごろにオープン予定

・プラン
最速割:35%オフ/プロテクター付き(限定10台)
超早割:32%オフ(限定20台)
早割 :29%オフ(限定30台)
Makuake早割:26%オフ(限定70台)
Makuake割:25%オフ(限定110台)
LG割 :23%オフ(限定110台)
一般販売予定価格:169,800円

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX