• ブランド
    特設サイト
公開日 2024/04/24 18:10

HiByとFAudioがタッグを組んだダイナミック型イヤホン「Project Ace」

「ハイエンドのサウンドをより多くのユーザーに」
編集部 : 伴 修二郎
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ミックスウェーブは、同社が取り扱う2ブランド、HiBy MusicとFAudioのコラボレーションにより開発されたダイナミック型イヤホン「Project Ace(プロジェクト エース)」を、4月26日より発売する。価格はオープンだが、税込39,800円前後での実売が予想される。

「Project Ace」

HiBy MusicとFAudioがタッグを組み、両ブランドが追及する「音楽」を実現しながら、ハイエンド製品のサウンドをより多くのユーザーに届けるために開発したと謳うコラボイヤホン。「Moonlight」のコンセプトのもと、均衡の取れた五角形デザインの筐体が表すように、音質/バランス/サウンドステージ/ダイナミクス/音楽性の5つの要素をひとつに融合させたのだという。

ドライバーユニットとして、振動板にベリリウムメッキとマグネシウム合金ドームを採用した、12mm径のダイナミックドライバーを搭載。筐体のスペースが限られるなか、一般的なサイズのダイナミック型より大口径のドライバーを採用したことで、正確な高周波の音色と豊かな低域、中域のディテールを兼ね備えたとする。

ドライバー構造のイメージ

振動板のマグネシウム合金ドームには、ベリリウムよりも軽いマグネシウムの密度と質量をさらに軽減し、硬度と制振性を高めるため、リチウムを添加したうえで押出成形とアニール処理を実施。これによりドライバー効率が大幅に改善され、深みのある豊かな低音性能を実現したとする。加えて、変換効率に優れた独自の磁気回路も採用している。

さらに、FAudioの特許技術をベースに新設計した「T.B.A.C(Triple Built-in Acoustic Chamber)」を搭載する。筐体内に合計3つのアコースティック・チャンバーを配置することで、エアフローを効率化。歪みや音の明瞭さを高め、自然な音楽再生を促すとのこと。

サウンドチューニングの面では、さまざまな楽曲や楽器、ボーカルをもとに調整を繰り返し、ドライバーサイズや振動板素材、音響チャンバーを最適化。低音域と中音域のダイナミックレスポンスを高め、音楽の持つエネルギーを高い解像度と豊かな音色で表現するとアピールしている。

筐体は、高強度や高塑性、高耐食性、軽量性を兼ね備えたT6063アルミニウム合金をCNC切削加工して製造。繰り返し手作業で研磨した後にアルマイト加工を施したことで、筐体全体で滑らかな手触りを実現したとする。また、素材の高い靭性と剛性のおかげでドライバーの高調波振動が抑制され、歪みを大幅に低減。音響伝送能力も改善している。チューブの長さと形状も音響的に最適化する一方、エルゴノミックデザインにより装着性にも配慮した。

T6063アルミニウム合金をCNC切削加工した筐体

付属ケーブルは8芯構造で、ファイバーにリッツ線を撚り合わせたLitz Type5同軸編組撚り線を採用。引張や曲げに対して優れた耐性を持ち、また外部からの干渉を抑えてクリーンな信号伝送を行えるという。加えて導体コアは、銅:銀メッキ銅を1:1.6の割合で混合。2つの素材の伝送特性を組み合わせつつ、内部抵抗を低減し、セパレーションを大幅に向上させた。

付属ケーブルは、耐久性と伝送特性を両立したLitz Type5同軸編組撚り線を採用

プラグには、HiByによる新設計の「4pin ロックマルチファンクションアダプターシステム」を採用し、3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスを切り替え可能。イヤホン側コネクターには0.78mm 2pin端子を採用した。

周波数特性は20Hz - 20kHz、感度は115dB@1kHz、インピーダンスは32Ω。ほか付属品として、高透明シリコンと低反発メモリーフォームの2種類のイヤーピース、イヤホンケースなどを同梱する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Apple MusicとiCloud+を使ってる? なら「Apple One」にした方がおトク!
2 手の届きやすい価格で迫力満点サウンド!AVIOT「TE-W1」「TE-W1-PNK(ピヤホン8)」を徹底レビュー
3 ソニー、4KからフルHD+ディスプレイに回帰したフラグシップスマホ「Xperia 1 VI」
4 女子プロゴルフ「ブリヂストンレディスオープン」5/16から4日間の放送・配信予定
5 【moraアニソンTOP10】アクセル全開すぎる『ガールズバンドクライ』に“爪痕”つけられた人、続出中!
6 レコード再生で使う「フォノイコライザー」の役割とは? 選び方のポイントは?
7 カロッツェリア、Apple CarPlay/Android Auto対応のディスプレイオーディオ「DMH-SZ500」
8 Apple Musicが「史上最高のアルバム100枚」を発表。10日間にわたり10作品ずつ公開
9 高まった装着感とリーズナブルな価格。Shokz「OpenFit Air」は“ながら聴き”イヤホン最良の選択肢
10 LG、360度回転アーム搭載の4Kプロジェクター「CineBeam Q」。超小型でバッテリーも内蔵
5/17 11:27 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX