公開日 2023/07/15 14:53

<ヘッドフォン祭mini>seasideブランド「ARUNA」世界初披露/ZMF headphones、Layfic Toneの新製品も展示

「ステーションコンファレンス東京 6F」にて本日開催
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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「夏のヘッドフォン祭りmini 2023」が東京駅直結の「ステーションコンファレンス東京 6F」にて本日7月15日(土)、開催されている。長年会場であった中野サンプラザがこの7月に閉館したために、新会場に移転して初の開催となる。ここではタイムロード、ZMF headphones、Layfic Toneの3ブースについて紹介する。

タイムロード



タイムロードは、新たにseasideというヘッドホンブランドの国内展開をスタート、第一弾製品である「ARUNA」を初披露した。seasideは業務用ヘッドホンアンプなどの開発を行っているLake Peopleのサブブランドで、元ULTRASONEのマイケル・ジルケル氏も関わっているという。今回のキービジュアルにも採用されており開場直後から多くのリスナーが試聴を求めて列をなしていた。

seaside「ARUNA」

今年のミュンヘン・ハイエンドにタイムロード社長の平野氏が参加した際に、旧知の仲であるマイケル・ジルケル氏と偶然再会、seasideの音質や技術にも納得したことから、国内への輸入を決定したのだという。「ARUNA」は、ダイヤフラムが少し縦長の楕円形になっているプラナー型のオープンバックタイプのヘッドホンで、価格はおおよそ30万円を想定しているという。

ヘッドバンドにはseasideの文字

少し音を聴かせてもらうと、特に女性ヴォーカルの密度の濃さやピアノの粒立ち感が印象的。平野氏は、「おそらく一般ユーザーの方に聴いていただくのは世界でも初ではないかと思います。まだデモ機も1台しかないのですが、今後試聴会などの機会を設けてぜひ多くの方に聴いていただければと思います」とアピールする。

タイムロードのブース。Pathosやコードのヘッドホンアンプなども展開

ZMF headphones


ブライトーンが取り扱うZMF headphonesは、ブランド初の平面型ヘッドホン「Caldera」と、「Atrium Closed」を初披露。


ZMF headphonesの「Atrium Closed」をSOtMのヘッドホンアンプで再生
Calderaはその名の通り片側が火山のように盛り上がった「カルデラ非対称磁石構造(CAMS)」が特徴。さらに、独自チューニング技術であるアトリウムダンピングシステムなど、同社の技術の粋が込められている。


初の平面型ヘッドホンとなる「Caldera」
CalderaとAtrium Closedを聴き比べると、Calderaではフラットバランスがベースにありながらも高域の伸びやかさや音楽を前へ前へと送り出す強力な推進力が感じられる一方、Atrium Closedはぐっと締まりの効いた低域の質感やヴォーカルの湿潤感も魅力的。ラインナップごとに個性の違いをしっかり打ち出しているヘッドホンと感じられた。


イヤーパッドもエアーフローを最適化する形状となっている

Layfic Tone



Layfic Toneは今年誕生したばかりの新しいオーディオブランドで、12月に発売を予定する「Wired -Professional Monitor-」という有線の密閉ダイナミック型ヘッドホンを初展示。サウンドデザイナーである藤原 敬氏によると、このモデルは「解像度を最重要視して開発しました!」とのことで、スタジオユースはもちろんDJやクリエイターなどにぜひ使ってほしいとアピール。


Layfic Toneの製品開発を担当する藤原 敬氏
装着してみると見た目以上に軽量で、耳あたりもよく頭にしっくり馴染む感じがする。ヘッドバンドとの接続部分はやわらかい関節のように自由度高く動く設計になっており、耳の角度に合わせてしっかりフィットするように装着できる。スパーン!と前に飛び出してくるような溌溂としたサウンドと感じられた。


接続部分の可動性の良さもポイント
来年には、より「リスニングユース」に特化したワイヤレスヘッドホン「Broadband -Wireless Headphone-」も予定しているという。

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