公開日 2022/09/18 18:44

<ヘッドフォン祭>iFi audioより「NEO Stream」初披露/ゼンハイザーは無線・有線の強力ラインナップを展開

マス工房からは200万のヘッドホンアンプ登場
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
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本日9月18日に中野サンプラザで開催されている、ポータブルオーディオの一大イベント「秋のヘッドフォン祭2022」。本記事では、13Fのルームコスモから、トップウイングサイバーサウンドグループ、ゼンハイザー、マス工房のブースと、ノムケンLab!のアナログレコード再生イベントをレポートする。

■トップウイングサイバーサウンドグループ

トップウイングサイバーサウンドグループからは、iFi audioの多機能ストリーマー「NEO Stream」が初披露目。ZEN Streamでも実装される多彩なネットワークオーディオ機能を、中級クラスである「NEO」シリーズで実現するという意欲作。発売日や価格等も検討中だというが、20万円前後を想定しているとのこと。

左からiFi audioの「NEO Stream」、XI AUDIOの「K-DAC」「Formula S」

ネットワーク端子にRJ-45のほか、光ポートとM12端子を搭載していることが大きな特徴で、メディアコンバーターと光ファイバーケーブルも同梱されるという。768kHz/32bitまでのPCMと、DSD512の再生に対応する。またMQAのフルデコードも可能となる。

iFi audio初の光-LANメディアコンバーターも登場

光ポートとM12ポートを搭載するほか、I2SによるHDMI出力も可能

NEO iDSDと並べると、フロントにヘッドホン端子を持っているNEO iDSDに対し、NEO StreamはUSB type-C端子となっている点が異なっているが、その他は共通。ディスプレイには再生中の楽曲名やジャケット、再生フォーマットなどが表示される。

「NEO Stream」(左)と「NEO iDSD」(右)

さらに、先日発表されたばかりのR-2R DACを搭載したXI AUDIOのUSB-DAC「K-DAC」がイベント初登場。価格が20万円台中盤と、同社の「SagraDAC」より半額近いことからもネット上ですでに話題となっていた。こちらもI2Sが接続できるHDMI端子を搭載しており、「NEO Stream」とHDMIでも接続できることも注目ポイント。

K-DACの背面端子

■ゼンハイザー

ゼンハイザーのブースでは、Bluetoothヘッドホン最新機「MOMENTUM 4 Wireless」と完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless 3」を中心に、有線イヤホン “IE” /ヘッドホン “HD” シリーズの主力ラインナップを展開。

ブラック・ホワイトをラインナップする「MOMENTUM WIRELESS 4」

特にワイヤレスモデルには来場者の関心も高く、手持ちのスマートフォンなどとペアリングして音質をチェックするユーザーでブースは常に満員状態。音質面で定評のあるゼンハイザーの技術をワイヤレスにも投入することで、「オーディオメーカーならでは」の音作りがユーザーからも高く支持されていることを感じさせた。

「MOMENTUM True Wireless3」も関心が高い

IEシリーズのイヤホンの聴き比べも

■マス工房

マス工房は、発表されたばかりの200万円のヘッドホンアンプ「model465」などを展示。いずれもフルバランス回路を搭載しており、XLRのバランス駆動が可能。FOCALのヘッドホン「Utopia」と組み合わせて、チェスキー・レコードから発売されたJen ChapinのCDを試聴すると、非常に広いステージ感が魅力で、細かい音の粒子感やアーティストの息遣いが手に取るように見えてくる。

フルバランス回路を搭載する「model465」

マス工房は、NHKの放送局などに収めるマイクやアンプなど業務機としても実績のあるブランドで、「model465」はすでに海外からの引き合いも多くきているという。一方、以前はCAN JAMにも出展していたが、ここ数年はコロナの影響で海外のショウも参加しづらくなってしまっているそうだが、世界的にもヘッドホンアンプの市場に手応えを感じており、海外にもさらに展開したいと展望を語った。

■ノムケンLab! アナログレコードを楽しむ

14Fのクレセントルームでは、野村ケンジ氏主催の「ノムケンLab!」にて「アナログレコードを楽しむ」イベントが開催された。テクニクスのアナログプレーヤー「SL-1200MK7」を使用し、iFi audioの「ZEN Phono」を組み合わせて、スピーカーでのレコードを再生を行った。

野村ケンジ氏と角田郁雄氏が愛聴盤を持ち寄るレコードイベントも開催!

野村氏は今回のイベントについて、「昨今アナログがブームとなっており、ヘッドホンと組み合わせることで省スペースでもレコードの楽しさを存分に味わうことができる」と説明。レコードならではの音の世界を感じてほしいとコメントした。

プレス国による音の違いを探るのもレコードならではの楽しみと語る

イベントは、ゲストの角田郁雄氏とお互いの “フェイバリット・レコード” を再生し合う形で進行。野村氏は宇多田ヒカルの「One Last Kiss」やメイド・イン・アビス、テクノボーイズなどアニソン関連のレコードを、角田氏は「クワイエット・ウィンター・ナイト」やアルゼンチンの歌姫グラシェラ・スサーナの歌謡曲など、音質的にも優れたさまざまなジャンルの楽曲を再生した。

普段はアニソンをあまり聴かないという角田氏も、野村氏推薦のアニソンは「さまざまなジャンルがミクスチャーされていて音楽的にも面白い」と評し、レコードカルチャーの広がりをあらためて実感。ヘッドホンで再生することで、アーティストの身体の動きの表現なども見えてくる面白さがあると解説した。

来場者に対しても、レコードプレーヤーを自宅に導入することで、ジャケットを眺めて楽しんだり、動くメカニズムを眺めるなど、「ゆっくり音楽を味わう豊かな生活が実現できるでしょう」とレコードの楽しさを呼びかけた。

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