公開日 2017/04/13 14:34

オンキヨー、9万円でDTS:X/アトモス対応の入門AVアンプ「TX-NR676E」

電源周り強化、ハイレゾ再生にも対応
編集部:小澤 麻実
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オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、オンキヨーブランドからDTS:Xやドルビーアトモスに対応した入門AVレシーバー「TX-NR676E」を発表。4月下旬に発売する。価格は90,000円(税抜)。

TX-NR676E

前述のとおりDTS:Xおよびドルビーアトモスに対応。音場設定機能「AccuEQ Room Calibration」に加え、ドルビーアトモス対応スピーカー向け「AccuReflex」も用意する。これは天井からの反射音と直接音の帯域間における時間差の位相ズレを補正するというもの。これらにより、様々な場所で最適な視聴環境を実現するという。

TX-NR676Eの背面部

内部は「Dynamic Audio Amplification(ダイナミック・オーディオ・アンプリフィケーション)」コンセプトに基づいた設計を実施。本機用に厳選した大型電源トランスと大容量コンデンサーの採用により、瞬時電流供給能力を向上。4Ω〜16Ωのスピーカーに対応し、スピーカーユニットを力強く駆動し高音質再生が可能だという。また、コンデンサーなどの電子部品で構成したディスクリート基板の電圧増幅回路により、豊かな情報量でダイナミックなサラウンド再生を実現するとしている。

定格出力は100W/ch(8Ω時)、実用最大出力は190W(6Ω)となる。

また、フロントL/Rチャンネル用に、D/A変換時のデジタルノイズ除去回路「VLSC」を搭載。フロントL/Rはバイアンプ接続にも対応する。そのほか、音が減衰を始めるポイントをリスニングレベルの周波数より高く設置することで位相ズレを防ぐ「ノンフェーズシフト」設計にもなっている。

旭化成エレクトロニクス製の384kHz/32bit DACを搭載。192kHz/24bitまでのWAV/FLAC/AIFF/Apple Lossless音源やドルビーTrueHD音源、DSD 5.6MHz音源の再生が可能だ。コントロールアプリ「Onkyo Controller」による操作も行える。

Chromecastも搭載し、iOS端末やAndroidスマホなどの音源を本機経由で再生することもできる。またWi-FiやBluetooth、AirPlay、インターネットラジオやFM/AMラジオ聴取などにも対応する。

HDMI端子を入力7系統、出力2系統搭載。HDR10とDolby Vision、BT.2020信号のパススルーにも対応。特にフロントの1系統は4K/60p/4:4:4/24bit映像信号伝送とHDCP 2.2にも対応する。

そのほか映像入力端子としてコンポジット2系統、コンポーネント2系統、音声入出力端子として光デジタル入力2系統、同軸デジタル入力1系統、アナログ入力8系統(PHONO1系統、フロントステレオミニ1系統含む)、アナログ出力1系統、ヘッドホン出力1系統、サブウーファー出力2系統を備えている。

外形寸法は435W×173.5H×378Dmm、質量は10kg。

【問い合わせ先】
オンキヨーオーディオコールセンター
TEL/050-3161-9555

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製品スペックを見る
  • ジャンルAVアンプ
  • ブランドPIONEER
  • 型番TX-NR676E
  • 発売日2017年4月下旬
  • 価格90000
【SPEC】●定格出力:100W ●実用最大出力:190W ●入力感度:LINE:200mV/47kΩ、PHONO MM:3.5 mV/ 4 ●インピーダンス:47kΩ ●SN比:106dB(LINE、IHF-A)、80dB (PHONO MM、IHF-A) ●スピーカー適応インピーダンス:4〜16Ω ●入力端子:HDMI端子×7、光デジタル入力×2、同軸デジタル入力×1、アナログ入力×8(PHONO1系統、フロントステレオミニ1系統含む) ●出力端子:HDMI端子×2、アナログ出力1系統、ヘッドホン出力1系統、サブウーファー出力2系統 ●外形寸法:435W×173.5H×378Dmm ●質量:10kg
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