公開日 2016/04/15 19:01

カナルワークス、6基BAドライバーの新カスタムIEM「CW-L52」など5機種

ベーシスト/ドラマー向けモデルも
編集部:杉浦 みな子
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カナルワークス(株)は、カスタムIEMの新モデルとして2シリーズ5機種を4月29日に発売する。ラインナップと直販サイトでの販売価格は下記の通り。

■“CW-L52”シリーズ
・「CW-L52」¥125,000(税抜)
・「CW-L52PSTS」¥136,000(税抜)
・「CW-L52Ba」¥125,000(税抜・直販のみ)

CW-L52

CW-L52Ba

CW-L52は、高/中/低域に2基ずつのBAドライバーを搭載する3ウェイ・6ドライバー構成のモデル。カナルワークスによれば、同社製品の中でもよりニュートラルでワイドレンジな音質傾向に仕上げたという。

このCW-L52をベースに、内部の抵抗を手動調整できる独自のPSTS機構を備えたのがCW-L52PSTSとなる。

またCW-L52Baは、上述のCW-L52/CW-L52PSTSと同じユニット構成を採用しながら、ベーシストがステージモニターとして使いやすいように音質調整したモデル。ベースの音程を取りやすくベース帯域に近いボーカルのカブリを極力抑え、アンサンブルしやすいように仕上げたという。開発にあたっては、数多くの著名アーティストのライブ、レコーディングに参加しているベーシスト高水健司氏の協力のもと、ベーシスト専用のチューニングを施した。


■“CW-L33LV”シリーズ
・「CW-L33LV」¥110,000(税抜)
・「CW-L33Dr」¥110,000(税抜・直販のみ)

CW-L33LV

CW-L33Dr

いずれも、高域に1基、中/低域に2基ずつのBAドライバーを搭載する3ウェイ・5ドライバー構成のカスタムIEM。ユニット構成は同じだが、用途にあわせてチューニングが異なっている。

CW-L33LVは、ライブの迫力ある臨場感をモバイルで楽しめるように開発したというモデル。迫力ある重低音の再現を狙い、カナルワークス独自開発の高次音響フィルターを搭載している。EDM系との相性を高めた従来モデル「CW-L33BB」より、マッチする音楽ジャンルの幅を広げるためにチューニングを見直した。

CW-L33Drはドラマー向けのステージモニターとして開発したというモデル。開発に際しては、同社のサウンドアドバイザーでもあるドラマー・早川誠一郎氏の協力のもと、ドラマー専用のチューニングを行ったとのこと。バスドラのダイナミックで締まりのある鳴り方や、他の楽器や同期ものの音の分離の良さを念頭におきつつ、ドラマーが使う上で長時間聴いても疲れにくい、控えめな音量で聴いてもリズムが取りやすいように配慮している。

【問い合わせ先】
カナルワークス
TEL/04-2941-4852

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  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドCANALWORKS
  • 型番CW-L52
  • 発売日2016年4月29日
  • 価格¥125,000(税抜)
【SPEC】●ドライバー:BAドライバー(高域×2、中域×2、低域×2) ●インピーダンス:17Ω ●感度:116dB
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドCANALWORKS
  • 型番CW-L52PSTS
  • 発売日2016年4月29日
  • 価格¥136,000(税抜)
【SPEC】●ドライバー:BAドライバー(高域×2、中域×2、低域×2) ●インピーダンス:17Ω ●感度:116dB
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドCANALWORKS
  • 型番CW-L52Ba
  • 発売日2016年4月29日
  • 価格¥125,000(税抜・直販のみ)
【SPEC】●ドライバー:BAドライバー(高域×2、中域×2、低域×2) ●インピーダンス:16Ω ●感度:116dB
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドCANALWORKS
  • 型番CW-L33LV
  • 発売日2016年4月29日
  • 価格¥110,000(税抜)
【SPEC】●ドライバー:BAドライバー(高域×1、中域×2、低域×2) ●インピーダンス:29Ω ●感度:113dB
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドCANALWORKS
  • 型番CW-L33Dr
  • 発売日2016年4月29日
  • 価格¥110,000(税抜・直販のみ)
【SPEC】●ドライバー:BAドライバー(高域×1、中域×2、低域×2) ●インピーダンス:18Ω ●感度:116dB
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