パナソニック、55V型など液晶 “VIERA” DT5 − Wi-Fi内蔵/スマホ連携強化

外付けUSB-HDDへの録画対応／番組表も見やすく刷新

前述のとおり、別売の外付けUSB-HDDへ録画が可能。USB-HDDは最大8台まで登録が可能だ。チューナーは地上/BS/110度CSデジタルチューナーを2基搭載しており、裏番組録画にも対応。ただし2番組同時録画はできない。

録画番組のシーン切り替わりを自動的に検出し、自動でチャプターを作成する「オートチャプター機能」を搭載。USB-HDDに録画した番組は、ビエラリンクを使ってLAN経由で対応ディーガへ高速ダビングも行える。

番組表はレイアウトを一新し、横画面いっぱいに番組表を表示する「新ワイドインテリジェント番組表」を採用。表示チャンネル数は3〜19ch分と7パターンに切り替えられるほか、最大8日間分まで表示できる。番組ジャンル別色分け表示など、見やすく探しやすいGUIとしている。

また、番組視聴中に裏番組の内容を子画面表示で確認することもできる。

リモコンには「ディーガ操作」ボタンを新設。ビエラリンク機能により、ディーガのチャンネルや放送波、カラーボタンや番組表なども操作可能だ。


画質・音質面での特徴

4倍速駆動に加え、「8相バックライトスキャン」を採用し、フルHD動画解像度スピードで800ppsを実現。「8相バックライトスキャン」とは、スキャン専用の導光板を採用し、バックライト領域を縦方向8ブロックに分割。映像にあわせて分割ブロックのバックライトを順次オフにし、黒を挿入したパルス型発光をすることで、残像感を大幅に低減。速い動きのシーンも細部までくっきり描写することができるという。

さらに、新開発の「新APD駆動技術」も採用。画面の上ラインから下ラインへの映像データのスキャン時間を約1.4msecまで高速化したことで、鮮明な3D映像を実現するという。

また、1フィールドごとに検出した映像シーンの特徴に応じてLEDバックライト光量を制御するコントラストAI機能も搭載し、ダイナミックコントラスト500万対1を実現した。

そのほか、各シーンの映像情報をもとに色、階調、周波数補正処理を行うことで、色あたりを抑えながらクリアで色調豊かな映像を実現するという「カラースムーサー」や、フレームレートの低いインターネットコンテンツも60Hzに変換し滑らかに表示する「ネットコンテンツスムース機能」も備えている。

3D映像の再生も可能。フルHD 3Dグラス・イニシアチブ規格に準拠したBluetoothベースの3Dアクティブメガネ（関連ニュース）の使用に対応する。別売のアクセサリー「TY-ER3D4シリーズ」として用意されている。

2D-3D変換機能や3D奥行きコントローラー、3Dシネマスムーサー、そしてサイドバイサイド／トップアンドボトムの方式を自動判別して3D表示する3D方式自動認識機能なども搭載している。

スピーカーは、フロントの2ch（8連スピーカーユニット2個）に加え、本体背面にφ8.0cmウーファーも内蔵した2.1ch構成。音声実用最大出力は総合18W。スピーカーを本体下部に配置しながらも、音が画面の中央から聞こえる「音像アップ」回路を搭載している。


電力減の度合いを選べる「エコ視聴」機能を新搭載

電力減＜小＞＜中＞＜大＞を選べる「エコ視聴」機能を新たに搭載。電力減＜大＞モードでは、映像信号をオフし、音量無操作5秒後にパネルをオフして消費電力を大幅に低減することができるとのこと。モード切替時には画面上に「モード名」と「電力削減度合いのメッセージ」を表示する。電源を入れたときに、前回電源をオフにした際のモードを引き継ぐ「ラストメモリー機能」も備えている。

そのほか、「明るさセンサー」「無信号自動オフ」機能などの「エコナビ」機能を搭載している。

デザイン面では、フレーム幅が約11mm、奥行きが約27mmのスリムデザインを採用。フレームと据え置きスタンドは、ヘアライン仕上げのメタル素材を採用し、極薄ペデスタルとともに、先進感と高級感を表現したという。


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