• ブランド
    特設サイト
公開日 2011/07/14 13:05

ソニー、新映像回路「CREAS 4」搭載でAVCHD Ver.2.0対応のBDレコーダー2機種を発売

Wチューナーの「AT750」とシングルチューナーの「AT350S」
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、超解像処理などを追加して進化した高画質回路「CREAS 4」を搭載するほかAVCHD Ver. 2.0に対応するなどしたBDレコーダー2機種を8月6日より発売する。

BDZ-AT750(ダブルチューナー・500GB)¥OPEN(予想実売価格85,000円前後)
BDZ-AT350S(シングルチューナー・500GB)¥OPEN(予想実売価格65,000円前後)

BDZ-AT750

BDZ-AT350S

「CREAS 4」では、これまでの精細感調整や輪郭調整、クリアブラックに加えて新たに超解像処理に対応。これらの効果を3D映像に対しても適用可能にした。なお、3D映像の高画質化については映像コンテンツに3D識別信号が入っていることが条件であるため、放送コンテンツではBS11などの映像には対応するが、同信号が入っていないスカパー!3Dのものには適用されない。

3D映像の高画質化に対しては「おまかせ画質モード」も搭載。液晶/プラズマ/プロジェクター/有機ELといったモニターの種類と、リビングおまかせ/シアターおまかせ/パワフルおまかせという画質モードの中から好みのものを選択しておくと、再生している映像素材を識別して最適なモードに自動調整する。

さらに、画質モードの「おすすめカスタム値」に「BDシネマ3D」を追加。3D画質をカスタマイズして追求したいユーザーにも配慮している。

7月始めに公開された「AVCHD Ver. 2.0」規格(関連ニュース)に対応。これにより、“HandyCam"「HDR-TD10」やCyber-shot、αで撮影した3Dコンテンツや60p動画のHDDへの保存に対応した。

なお、前モデルのAT700から引き続き本体前面には「カメラ取り込み」ボタンを装備。従来通りHandycamからBDへの直接ダビングに加えて、HDDへ取り込んだ3D動画をワンタッチでBDへダビングすることもできる。

「カメラ取り込み」ボタンを装備。USB端子も前面に備えている

また、Cyber-shotやαの3Dコンテンツは「3D静止画」と「3Dスイングパノラマ」をHDDに取り込むことが可能。「スイングマルチアングル」も取り込むことは可能だが、再生時には2D表示となる。

AT750の背面

AT350Sの背面

AVCエンコーダー「インテリジェントエンコーダー」も、機能を強化した「インテリジェントエンコーダー3」を新搭載。これまでの「新ダイナミックVBR」「ジャンル別エンコーディング」「ビジュアルアテンション」といった各機能に加えて、新たに画像解析機能「シーン解析エンコーディング」を搭載した。

同機能では、入力信号の画像解析とビジュアルアテンションの解析結果、エンコーディングのフィードバック情報を統合的に解析してシーンを特定。「人物」「風景」「動き」「夕景」「夜景」「人物+夜景」「マクロ」などといった具合でシーンに最適なエンコーディングを適応的に制御して画質を向上させる。これにより長時間録画でも高画質を実現させたとしている。

そのほか、「0.5秒瞬間起動」や「番組表一発予約」などの機能も従来機から引き続き搭載。瞬間起動機能においては、待機電力をこれまでの18Wから15Wへと低減させている。

なお、両機種ともスカパー!HD録画およびDLNA機能のルームリンクには対応しない。また、2010年モデルは最上位機の「BDZ-AX2000」と「BDZ-AX1000」のほか、「BDZ-AT900」「BDZ-AT500」の販売が継続される。

デザイン面においては、基本的に両機種とも前モデルの外観を継承。ただし小型化を図っており、AT750では高さを従来の56mmから49.5mmに、AT350Sでは奥行きを従来の284mmから235mmへと減少させている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

製品スペックを見る
  • ジャンルBlu-rayディスクレコーダー
  • ブランドSONY
  • 型番BDZ-AT750
  • 発売日2011年8月6日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格85,000円前後)
  • ジャンルBlu-rayディスクレコーダー
  • ブランドSONY
  • 型番BDZ-AT350S
  • 発売日2011年8月6日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格65,000円前後)
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Beats、ブランド史上最小の完全ワイヤレス「Solo Buds」。ケースにバッテリー非搭載
2 2023年後期朝ドラ『ブギウギ』の総集編放送。GW期間中にNHK総合とBSプレミアム4Kで
3 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
4 オスカー受賞『ゴジラ-1.0』4K UHDをフラゲ!特典盛りだくさんのパッケージ開封の儀
5 女子プロゴルフ「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」、5/2からの放送・配信予定
6 英・コード製プリメインアンプの実力恐るべし!「Ultima Integrated」をB&W「800 D4シリーズ」で徹底検証
7 【moraアニソンTOP10】本当に令和? 「ツバサ」「Get Wild」がまさかのランクイン!
8 Amazon Prime Videoの人気8チャンネルが2ヶ月間99円に!GW期間中キャンペーン
9 Dolby Vision&Atmosでゴジラの圧倒的迫力と世界屈指のVFXを堪能!4K UHD BD版『ゴジラ-1.0』徹底レビュー
10 (nb)の耳を塞がないイヤホン「Open+」、発売日が5/17に決定。割引キャンペーンも
5/2 10:40 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX