公開日 2010/10/31 03:43

<ヘッドホン祭>デノン100周年記念ヘッドホンに注目集まる/スタックス、来春発売予定のハイエンド機を出展

フェーズテックのヘッドホンアンプ試作機にも注目
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
フジヤエービック主催のヘッドホンイベント「秋のヘッドホン祭2010」が10月30日、東京の「スタジアムプレイス青山」で開催された。本項ではデノンやマランツ、スタックスブースなどの模様をお伝えしよう。

■デノン

デノンのブースで注目を集めているのは、100周年記念ヘッドホン「AH-A100」だ。ブースには試聴を求めるユーザーの列ができていた。本機は密閉型ハウジングを採用したオーディオヘッドホン。ネオジウムマグネットを搭載する50mm口径ドライバーユニットを採用。ハウジング内部に良好な音響空間をつくりだすアコースティックオプティマイザーにより、高品位なサウンドクオリティを実現している。ハウジングはマホガニーのリアルウッドを採用している。100周年記念ロゴもハウジングにあしらわれている。

100周年記念ヘッドホン「AH-A100」

豪華なハードケースも付属する

ハウジングのリアルウッドは、強度と軽さを両立させるバランスを追求したとのこと。本体の軽さと、新開発の3次元縫製イヤーパッドにより快適な装着感を実現するという。

「デノンならではの中低域のしっかりした音が魅力。木のぬくもりと、人の声の再生に注力したモデルだ」とはブース説明員の言。52,500円(税込)という価格は、100周年記念モデルとして多くのユーザーの手元に渡って欲しいという願いからという。数量限定モデルだが大変好評とのことで、説明員によれば「来年を待たずになくなってしまうかも?」とのこと。気になる方は早めにチェックを。

そのほか、フラグシップモデルの「AH-D7000」なども展示されていた

ハイエンドモデルAH-D5000、AH-D2000


デュアルノイズキャンセリング機構搭載のAH-NC800なども展示
■マランツ

マランツブースでは、ネットワークオーディオプレーヤー「NA7004」とB&Wのヘッドホン「P5」を使いNAS内の音源を再生する“ネットワークヘッドホンアンプ”というスタイルを体験することができた。NA7004はDLNA 1.5に対応し、ネットワークで接続したPCやNAS内の楽曲ファイルを再生できる。また、USB端子を前面と背面に1系統ずつ装備。前面端子ではiPod/iPhoneのデジタル接続や、USBメモリー内の音楽ファイル再生が可能だ。ヘッドホンアンプとしての使用や、USB-DACとしての使用もできる。

NA7004を使った“ネットワークヘッドホンアンプ”というスタイルでデモを実施

SA8004を使ったディスク試聴も行っていた

説明員は「NA7004はこれからネットワークオーディオを始めたいという方にぴったりの製品。ピュアオーディオを始めるきっかけの製品にもなると思う」と語っていた。


■スタックス

スタックスは、開発中のハイエンド機を参考出展している。新開発機の刷新された点はまず振動膜。厚みがこれまでのモデルと変わるほか、素材にスーパーエンジニアリングプラスチックを新たに採用。これは熱や湿気に強いという。

開発中のハイエンドモデル

電極も新たなものを使用。穴の空いた3枚の板を熱拡散圧着して1枚の板にしたもので、薄さと強さを兼ね備えているのが特徴だ。

本機は来年春の発売を予定しており、30〜50万円前後での販売を予定しているとのこと。ブースには試聴希望ユーザーが長い列を作っていた。

9月1日発売の「SR-507」などもアピール。「SR-507」はかなりの自信作とのこと

こちらは「SR-407」


「SR-307」

SRM-252S

■zionote

zionoteは、同社が取り扱うStyleaudioなどの新製品を出展していた。

CARAT TOPAZ-signature

CARAT TOPAZ-signatureのリア部

高い人気を誇るUSB-DAC「CARAT JEWEL」シリーズには、新モデル「CARAT TOPAZ-signature」が登場する。こちらは発売中の「CARAT-SAPPHIRE」のDACチップと、USB-DDC「T2」のUSB回路を併せ持った製品。11月発売を予定しており、価格は「SAPPHIREより安くなる見込み」(説明員)とのことだ。

また韓Smart-audio社のヘッドホンアンプ内蔵USB-DAC/DDC「smart-audio」も展示している。価格などは未定だが、5万円以下で販売したいとのこと。こちらは96kHz/24ビットまで対応しており、ライン入力端子やUSB端子、光デジタル出力端子などを搭載。外部入力端子も備え、iPodを直接つなぐこともできる。フロントには、iPodなどを置けるスタンドが備えられている。

ヘッドホンアンプ内蔵USB-DAC/DDC「smart-audio」

smart-audioのリア部


ドック接続ではないので、iPadを横置きで使うこともできる
■協同エンジニアリング

協同エンジニアリングは、フェーズテック ブランドのヘッドホンアンプ試作機を出展した。DCアンプ構成としており、特徴は低音の締まりを調整できる「ダンピングファクターコントロール」機能で、使用するヘッドホンによって最適な音を選べる点だ。来年3月頃の発売を予定しており、価格は10万円前後となる見込み。USB-DAC内蔵モデルも検討中だという。

フェーズテックのヘッドホンアンプ試作機

USB-DAC「HD-7A」とルビジウムクロックジェネレーター「HD-7Rb」

そのほかUSB-DAC「HD-7A」や、ルビジウムクロックジェネレーター「HD-7Rb」も登場していた。


■CEC

CECブースには、11圧下旬発売のGRADOの新イヤホン「GR10」が登場した。こちらの価格は37,590円(税込)。GR8のシングルアーマチュアデザインに改良を加えたモデル。インピーダンスを変更し、32Ωとなった。周波数特性は20〜20,000Hzで、感度は116dB。接続コードはOFC銅線を使用している。音の歪みを最小限に抑えるとともに、高音域・低音域のサウンドクオリティをより高めたのが特徴だという。

GRADOの新イヤホン「GR10」

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 "カリスマ性"ともいうべきオーラを纏ったアキュフェーズ「E-4000」<販売店の声・売れ筋ランキング2月>
2 【インタビュー】Victorブランドは生涯にわたる音のパートナー。変化していくトレンドに“らしさ”を活かした提案を連打
3 オヤイデ/NEO製品の価格改定を実施。4/14より
4 「Sonos Play/Era 100SL」は“原点回帰”の象徴。Sonos新スピーカーのポイントを本国スタッフが語る
5 クルマで楽しむドルビーアトモス。メルセデス・ベンツ×ブルメスター×Apple Musicの新体験!
6 進化するMEMSドライバー最前線。フルレンジユニットで狙う、音質&ノイキャン性能の次なる可能性
7 フルテック、NCF配合の3P→2P変換電源アダプターに非磁性24K金メッキモデル「FI-PA NCF(G)」
8 B&W、スピーカー「803 D4」とマランツ「MODEL 10」など組み合わせた視聴イベント。4/4に青山で開催
9 カメラのキタムラ、初のヤマダデンキ出店。LABI池袋本店に買取強化店舗を3/27オープン
10 デノン、空間オーディオ機能搭載ワイヤレススピーカー「DENON HOMEシリーズ」。ブランド初のクラファン販売
3/27 10:59 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー200号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.200
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX