Synergistic Research、Roonストリーミングサーバー「Quark」。上位機の技術を継承
アイレックスは、同社が取り扱うSynergistic Research(シナジスティック・リサーチ)のRoonストリーミングサーバー「Quark」を7月1日(水)に発売する。価格は2,200,000円(税込)。
同製品は、同社のフラグシップRoonサーバー「Voodoo」の開発で培った音質向上技術を応用した新型ストリーミングサーバー。ストリーミングオーディオにおける大きな課題を、CPUやRAM、集積回路の動作時に発生するMHz - GHz帯の電磁ノイズと位置付け、その発生と伝播を抑えることをコンセプトとしている。
本機では、低消費電力の処理プラットフォームを採用することで、内部PC由来の電磁ノイズの発生そのものを最小限に抑制。さらに、本機へ入力されたAC電流の電磁界を差動電磁界の誘導結合によってコントロールする独自の「EM Cell技術」を採用することで、筐体内部のDC電源やコンピューター回路に作用し、ノイズがケーブルを介してシステム全体へ伝播する前に低減するという。
また、Voodooで採用された電磁場コントロール技術を継承。EM Cell、ELF/ULFバイアス、UEFコンパウンド、カーボンファイバーアーキテクチャなど、同社がパワーコンディショニングやグラウンディング、デジタルインフラ分野で培ってきた技術を、コンパクトな低消費電力プラットフォームへ投入した。
シューマン波発生装置も内蔵しており、ULFバイアスシステムとして3種類のモードを切り替えられる。
青モードは低域から高域まで滑らかにつながる標準設定、緑モードは中域の存在感と低域の厚みを加える設定、赤モードは位相情報やホログラフィックな音場表現を重視した設定だという。音楽ジャンルやシステム構成、リスニングルームに合わせて空間表現を調整できるとしている。
トッププレートにはカーボンファイバーを採用。MHz〜GHz帯の高周波ノイズを遮断しながら、ULF発生器が生成する超低周波成分を外部へ放射できる周波数選択的な特性を活かした設計としている。金属シャーシでは難しいという、ノイズの封じ込めとULF信号の伝播の両立を狙った。
グラウンド面では、多層UEFグランドプレーン技術を採用。EM Cellと連携することで、デジタル回路全体に安定した基準点を構築する。また、同社の「Active Ground Block」と接続することで、さらなるノイズフロアの低減や、低レベルのディテール、空間情報の再現性向上も図れるとしている。
単体のRoonストリーミングサーバーとして動作するほか、「Voodoo」をRoon Core、「Quark」を専用エンドポイントとして使用する構成にも対応。さらに、2台のQuarkを組み合わせ、片方をRoon Core、もう片方をエンドポイントとして使用するシステム構成も想定している。
CPUはAMD Ryzen 7 7430Uを採用し、RAMが16GB、ストレージが500GB。注文時には2TBまたは8TBへのアップグレードも選択できる。
端子はUSBポート×2、Ethernet×1、内部診断用HDMI×1を装備。標準付属電源はFoundation XL。定格消費電力は12.4W、外形寸法は254W×210D×70Hmm、質量は4.1kg。





























