公開日 2025/10/16 17:57

VIVID AUDIO、“銅キャップ”技術を応用した4ウェイ・5ドライバースピーカー「GIYA Cuシリーズ」

サイズ違いの4機種を用意
編集部:筑井真奈
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

ステラは、同社が取り扱うVIVID AUDIO(ビビッド・オーディオ)ブランドより、フラグシップスピーカー「Moya M1」の革新的な思想を受け継ぐ4ウェイ5ドライバーのフロア型スピーカー “GIYA Cuシリーズ” (以下、Cuシリーズ)を始動する。10月17日より開催される「2025東京インターナショナルオーディオショウ」にて披露される。

サイズ違いで4機種を用意しており、「GIYA G1S-Cu(G1 SPIRIT Cu)」「GIYA G2-Cu」「GIYA G3-Cu」「GIYA G4-Cu」の4モデル。それぞれクロスオーバー回路を外部化したEXモデルと、内蔵するレギュラーモデルをラインナップする。スタンダードカラーの価格は以下の通り(ペア・税込)。

EXモデル

・「GIYA G1S-Cu EX」:15,840,000円
・「GIYA G2-Cu EX」:9,460,000円
・「GIYA G3-Cu EX」:7,590,000円
・「GIYA G4-Cu EX」:6,160,000円

レギュラーモデル

・「GIYA G1S-Cu」:15,070,000円
・「GIYA G2-Cu」:8,690,000円
・「GIYA G3-Cu」:6,820,000円
・「GIYA G4-Cu」:5,390,000円

 

従来モデル “GIYA S2シリーズ” (以下、S2シリーズ)で確立されたキャビネット構造、ドライバー設計、ネットワークチューニングの完成度の高さを礎に、Cuシリーズでは銅を含む金属パーツを投入することで、内部剛性の向上、共振の抑制、制振性能の最適化を追求。背景の静寂性や低域の精密な再現力の向上を寄与しているという。ブランド独自のテーパード・チューブ・アブソーバーに由来する特徴的なカール形状も受け継いでいる。

ドライバー技術はS2シリーズから継承しつつ、Cuシリーズ専用にチューニング。Moya 1で開発した銅キャップを中低域に採用することで、拡散性を最適化し、音場の広がりと明瞭度を向上させているという。

4機種とも共通して、合金/カーボン製ドームの「D26トゥイーター」と「D50 Cuアッパーミッド」を1基ずつ搭載。ミッドバスおよび左右に2基搭載されるウーファーのサイズがそれぞれ異なっている。

トップラインとなるGIYA G1 SPIRIT Cuは、放射状磁化方式を採用した75mmボイスコイル搭載のミッドバス「C125-75Cu」と、集中磁束型の50mm放射状磁気回路を備えたアッパーミッド「D50 Cu」の双方に銅キャップを採用。ウーファーは「C225-100」を2基左右に搭載する。外形寸法は1600H×440W×820Dmm、質量は67.4kg(レギュラーモデル)。

GIYA G2-Cuは、アッパーミッド「D50 Cu」とロワーミッド「C125 SCu」に銅キャップを採用。ウーファーは「C175」を2基搭載する。外形寸法は1383H×360W×638Dmm、質量は55kg(レギュラーモデル)。

GIYA G3-Cuは、G2と同じロワーミッド「C125 SCu」に、ウーファーは一回り小さい「C135」を2基。サイズは1161H×341W×578Dmm、質量は42kg(レギュラーモデル)。

一番小さいサイズのGIYA G4-Cuは、ロワーミッド「C125 SCu」に、ウーファーは「C125L」を2基。サイズは1011H×300W×460Dmm、質量は24.5kg(レギュラーモデル)。

すべてのGIYAシリーズは、自動車と同じ塗装工程により外観仕上げが行われている。スタンダードカラーとしてオイスターマットグレー/パールホワイト/ピアノブラックの3色をラインナップし、有償のアップグレードカラーとしてフェラーリイエロー/ボローロレッド/ライクスムゼウムブルー/モナークパープル/シリオブルーを用意。特別色のオーダーも可能となっている。

なおCuシリーズの登場にともない、S2シリーズは販売終了となる。また、近年の輸送コストや電子部品、原材料価格の高騰により、“KAYAシリーズ” は11月20日注文分より価格改定となる。詳細はステラウェブサイトを確認のこと。

 

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 DALIのコンパクトスピーカー「KUPID」はテレビ横にも置きたくなる!エンタメサウンドも相性抜群
2 ビックカメラ、旧池袋マルイ跡地「IT tower TOKYO」に出店。2026年3月オープン予定
3 Valerion、4Kレーザープロジェクター&スクリーンのセットを最大43%オフで販売する「クリスマスセール」
4 スクリーンを下ろせば和室がホームシアターに変身! ユニークな機器レイアウトに注目
5 ORB、“最良の音楽表現” を目指したフラグシップヘッドホンアンプ「JADE casa Ultimate」
6 「ベーシック」の常識を覆すハイレベルなインターコネクトケーブル Zonotone「Granster AC-2000」
7 KEF、対象スピーカー購入者全員へChord Company製ケーブルをプレゼントするキャンペーン
8 LG、RGBマイクロLEDテレビ「Micro RGB evo」。CES2026で正式発表へ
9 NICEHCK、新フラグシップIEM「Rockies」。1DD+2BA+2ESTのハイブリッドドライバー搭載
10 <ポタフェス>B&W、フラグシップヘッドホン新旧比較/デノン、リアルウッドヘッドホンをアナログで味わう
12/18 10:50 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX