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PR【アバック梅田/専用室シアター】新築マンションに調音も施した防音室をつくった

劇場の没入体験を再現する100型サウンドスクリーン! オーディオ兼用の8畳で7.2.4chの理想配置を追求

公開日 2026/03/06 06:30 編集部:松原ひな子
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アンプは最大11.2chに対応するヤマハのAVプリアンプ「CX-A5200」を採用。フロントおよびセンターは、もともとオーディオ用途で気にいっていたというLINNの4chパワーアンプ「AKURATE 4200」、サラウンドはヤマハの同シリーズから11chパワーアンプ「MX-A5200」でそれぞれ駆動。

プレーヤーはメインで使っているというパナソニック「DMR-ZR1」と動画ストリーミング端末のアップル「Apple TV 4K」を常用として、OPPOのユニバーサルプレーヤー「UDP205」、パイオニアのDVD/LDプレーヤー「DVL-H9」、ソニーのBD/DVDレコーダー「BDZ-AX2700T」など、往年の名機が勢揃い。4K UHD BDからレーザーディスク、SACDまで多彩なメディア再生が可能となっている。

現行製品でも投写距離が長いモデルが100型を投写できるよう設計することで、プロジェクターの入れ替えにも対応

機器は造作ラックにまとめて設置(写真左)。ルームインルームの防音室となっているシアタールームと、窓側の間に廊下のようなスペースを設けており、書斎として活用するとともに、機器に裏からアクセスできる仕様(写真右)

「昔はレーザーディスクが中古で安く手に入ったので、よく集めていたんです。機器はそれを聴くためにコツコツ揃えたのでこの手持ちに。今はパナソニックで映画、OPPOで音楽を再生するので、それ以外を使う頻度は高くないのですが、いざ使いたいとなった時に後悔したくないですから」と、照れながらKさん。長年の思いが感じられる一幕であった。

ちなみにシアター用、オーディオ用それぞれにEMCの専用電源を設置しており、安定した出力を確保している。

防音室には妥協なく建築レベルの工夫を施した

マンションの一室で気兼ねなく楽しむため、物件の選定を始める段階から防音室をつくることは決めていたというKさん。以前の自宅の環境では、「絶対的な音の質感が足りない」「機器の潜在能力はもっと高いはず」という感覚があったという。

そこで要望したのは「ステレオのオーディオと、サラウンドのシアターが、完全に共存できる専用室にしたい」、そして自由に機器を置いて気兼ねなく音を出せる「防音室をつくりたい」というもの。

理想の専用室に対して物件はどういった条件が好ましいのか、アバックや防音施工を担当したアコースティックデザインシステムと協力しつつ、慎重に検討を重ねた。

オーディオ用として愛用しているブックシェルフ型スピーカーMagico「Q1」。ショップをまわり真剣に聴き比べて選んだというお気に入り。不要な反射音の吸収と音を分散の効果を狙い、スピーカー周りの壁にはグリーンのカーペット地を採用した

オーディオ機器は後方のラックにまとめて設置。ケンウッドのアナログプレーヤー「KP-9010」、PS Audioのフォノイコライザー「NuWave Phono Converter」、Volumioのネットワークプレーヤー「Motivo」、DEVIALETのプリメインアンプ「Expert 250 Pro」、Eleven AudioのD/Aコンバーター「SagraDAC」の組み合わせがお気に入り

理想の専用室づくりに際して、まずは入居前のメリットを生かし、プラン変更により基本の間取りから2部屋の壁を抜き12畳ほどの一間を確保。また長手方向に10cm壁位置を広げ、プロジェクターの投写距離を確保しつつ、音響バランス上最適な空間比率を作り上げた。

上述の施工はデベロッパー側で引き渡し前に完了しており、これによってその後の防音室工事で大掛かりな作業を減らすことができたという。

完成した部屋はルームインルームの防音仕様。初期からアバックらが計画に携わっていたため、容積に対して適した機器選定、遮音性に配慮した配線、Kさん好みにチューニングされた音響特性など、多くの点が建築レベルで作り込まれている空間となった。

スクリーン側のブロック壁はプリントではなく本物。担当したアコースティックデザインシステムによると、共振しない重量のある素材であることが重要なのだといい、反射材も兼ねている。実はフローリングにもこだわり、重厚感があり音響特性にも優れる無垢材のブラックウォールナットを採用

扉は枠とセットで150kgほどもある防音用の鋼製ドア。ほかスピーカーやコンセントは壁の中にバックボックスをつくるなど、遮音性を損ねないよう配慮している

さらなるクオリティアップで遊びたい! 将来性もばっちり

ほか、あらかじめケーブル用の埋設配管を行い、拡張性を確保。自らが見聞きしたものの中で、将来的に目指したいと感じたものは徹底的に準備している。後から手を加えると遮音性の低下につながってしまうため、後悔がないようにとの思いからだ。

上述したトップスピーカーに加えて、フロントワイドスピーカー、リアに2基のサブウーファーを拡張できるよう、スピーカーターミナルや電源、対応する配管/配線を仕込み「やろうと思えばいつでもできる」状態に。さらにスクリーン裏の壁面には、現在のフロントおよびセンター3chを含めて、計9chのスピーカー増設が可能になっている。

最大で21.4(15.4.6)chまでの拡張が可能。前方にフロントワイドスピーカー追加用のスピーカーターミナル(写真左)、後方にサブウーファー追加用のスピーカーターミナルとコンセントを用意。サブウーファーはオーディオ用に振り分けることもできるよう配線している

「NHKの22.2chがありますし、AURO-3Dもフロントハイトの下配置を増やした規格が出るかもなんて噂があります。出たらやっぱり挑戦したいですし、やれるかもしれないと思うとワクワクします。後悔のないようにいろいろと詰め込みました」とにこやかにKさん。実験と検証はまだまだ続きそうだ。

思わずといった笑みをこぼしながら「持ち込みの機器が多いですが、以前の環境と比べても定位感やレンジ感など全てが大幅に向上し、ようやく機器本来のポテンシャルを引き出せたと感じます」と教えてくれた。しばらくは今のシステム環境で楽しむつもりだという。

長年かけて築いた理想を形にしただけでなく、「やってみたい」というこれからの可能性にも応える特別な専用室。Kさんの遊びに大いに貢献してくれることだろう。カスタムインストールの粋が詰まったシアター&オーディオルームが完成した。

窓の代わりに「Atmoph Window Yo」を設置。閉塞感を緩和している

(撮影:佐藤日出夫)

K邸ホームシアター概要

HOME THEATER DATA ●住宅形態:マンション/新築 ●ホームシアターの広さ:約8畳 ●画面サイズ:100型 ●サウンド:7.2.4ch ●インストール内容:システムプランニング、機器設置ほか

SYSTEM LIST
シアター ●プロジェクター:ビクター DLA-V800R ●スクリーン:キクチ E8K-KE100HD ●UHD BDレコーダー:パナソニック DMR-ZR1 ●UHD BDプレーヤー:OPPO UDP205 ●動画ストリーミング端末:アップル Apple TV 4K ●AVプリアンプ:ヤマハ CX-A5200 ●マルチパワーアンプ (フロント/センター):LINN AKURATE 4200 ●マルチパワーアンプ(サラウンド):ヤマハ MX-A5200 ●フロントスピーカー:Monitor Audio CP-IW260X ●センタースピーカー: Monitor Audio CP-IW260X ●サラウンドスピーカー:Monitor Audio W1M ●サラウンドバックスピーカー:Monitor Audio W1M ●トップフロントスピーカー:Monitor Audio C1M ●トップリアスピーカー:Monitor Audio C1M ●サブウーファー:イクリプス TD520SWなど

オーディオ ●スピーカーシステム:Magico Q1 ●プリメインアンプ:DEVIALET Expert 250 Pro ●ネットワークプレーヤー Volumio Motivo ●フォノコンバーター:PS Audio NuWave Phono Converter ●D/Aコンバーター Eleven Audio SagraDAC ●ネットワークプレーヤー:LUMIN U1 mini ●アナログプレーヤー:ケンウッド KP-9010など

INSTALL SHOP/INSTALLER

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アバック梅田

大阪府大阪市北区太融寺町2-11ジ・アドレス梅田1F
TEL:06-6949-8726
営業時間:11時00分 – 19時00分(予約推奨)
定休日:火曜日、水曜日
ホームシアターの視聴室:あり

プランニングを担当した鈴川龍一氏(写真左)/インストールを担当した板野敏明氏(写真右)

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