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防災袋に入れたい「スマホ充電器」の選び方は?

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海上忍
2021年02月26日
防災グッズとして揃えておきたいものといえば、携帯食に飲料水、懐中電灯に携帯ラジオ...といったところが挙げられますが、いまやスマートフォンを手放せない時代。非常時に役立つ機能が続々登場していることもあり、その電源確保も防災対策に欠かせません。

そこで注目したいのが、USB出力対応の乾電池式充電器。乾電池は停電時でも利用可能というだけでなく、長期保管にも適しているため、いざというときの備えに適しています。ただし、乾電池式でUSB出力ポートさえあればOKというわけではなく、こだわりたいポイントが存在します。

乾電池式モバイルバッテリーの一例、パナソニック「BH-BZ40K」

それは、乾電池式充電器が必要とする電池の数。できれば4本以上を使う製品を選びましょう。2本のほうが確保する電池が少ないうえにコンパクトだからいいかも、と結論付けてしまいそうですが、2本より4本のほうがベターです。

理由は、USBの出力にあります。USBの出力は5Vと定められているため、たとえば乾電池2本使用の充電器は3V(1.5V×2)から5Vに昇圧しなければなりません。そして昇圧には10〜15%程度の電力ロスを伴うため、貴重な電力をみすみす失ってしまうことになります。乾電池を3本使用するタイプの製品もありますが、昇圧すれば電力ロスが生じ、昇圧しなければ電圧低下に伴い満足に充電できなくなる可能性大です。

一方、乾電池4本の充電器は6V(1.5×4)から5Vへの降圧となるため、昇圧ほどの電力ロスは生じません。貴重な乾電池を有効に使えるというわけです。

そしてできれば、ラジオや懐中電灯と一体化した製品を選びましょう。スマートフォンを充電できるうえにラジオを聞けて照明にもなれば、一石二鳥ならぬ一石三鳥。手回し発電にも対応した製品など、いろいろなバリエーションがあるため、もしもに備えて検討してみては?

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