【連載】ガジェットTIPS

モバイルバッテリーを長持ちさせる3つのポイント

海上忍
2019年08月19日
いろいろな種類の製品が販売されている「モバイルバッテリー」。スマートフォンの充電切れにかぎらず、多くの場面で活用できる、デジタルガジェット好きの必須アイテムとなっています。

そんなモバイルバッテリーは、充電回数が増えるにつれ性能が低下していきます(サイクル劣化)。素材として現在主流のリチウムイオンの特性により、累計充電回数500回あたりが寿命とされていますが、使いかたに問題があるともっと少ない回数で寿命を迎えてしまいます。できるだけ長持ちさせるために、3つのポイントを心がけて使いましょう。

できるだけ長もちさせるために、3つのポイントを心がけて使いましょう。

1. 高温下に置かない
リチウムイオン電池は、充放電するたびに電気を流す役割のリチウムイオンが化学変化し、回数を重ねるごとに減少していきます。これがサイクル劣化の原因ですが、高温下ではリチウムイオンの減少ペースが加速されます。45℃を超えるあたりからその傾向が顕著になるため、自動車のダッシュボード上に置く、直射日光に晒す、といったことがないよう注意しましょう。

2. 完全に使いきらない
リチウムイオン電池には、電池を使いきる前に充電すると容量が減ったように映る「メモリー効果」は発生しません。だから残量がある状態で充電(継ぎ足し充電)してかまいませんが、満充電状態から残量ゼロになるまで使い切るような振れ幅の大きいユースケースは、バッテリーに負担をかけ劣化を速める原因となります。残量が10%、20%あたりで充電するようにしましょう。

3. 残量ゼロで長期間放置しない
リチウムイオン電池は電圧が高い状態では材料に負荷がかかり、リチウムイオンの減少ペースが加速されます。だから満充電状態で長期間放置することは避けるべきですが、何もしなくても電力が減少する自己放電も起こるため、残量ゼロに近い状態で長期間放置すると「過放電」になります。しばらく使わない場合は、残量が50%くらいになるよう調整しておきましょう。

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