【連載】ガジェットTIPS

“蓄える” 速度も実は重要、賢いモバイルバッテリーの選び方

海上 忍
2019年08月02日
音声通話以外にもチャットやスケジュール管理、テレビの録画予約まで、現代人の生活はスマートフォンに大きく依存しています。だからバッテリーが切れたら大問題、生活に支障をきたします。交通系ICカードや電子マネーの機能までスマートフォンに持たせていたら、途方に暮れることでしょう。

そんなスマートフォンにとって転ばぬ先の杖となるのが「モバイルバッテリー」。iPhoneはLightning、AndroidはMicro-BまたはType-Cのケーブルで接続すれば、たちまち充電が開始されます。持ち運ぶことが前提では重さ/大きさとの兼ね合いになりますが、大容量タイプを選んでおけば安心です。

「急速充電」対応も重要なポイントです

もうひとつ、「急速充電」対応も重要なポイントですが、この言葉は見方を変えると大きく意味が変わってしまいます。なぜなら、モバイルバッテリーは電力を供給する(たとえばスマートフォンを充電する)役割がある一方、ACアダプタなどから電力を入力し蓄える蓄電池としての役割もあるからです。

電力を供給するときの急速充電には、「Quick Charge」や「USB PD(Power Delivery)」といった規格があります。その規格に対応するスマートフォンなどのデバイスを接続すれば、スペックにうたわれている速度で充電できるという意味ですから、これはこれで重要なチェック項目です。目安として2A以上の出力に対応していればそこそこ速く充電できるため、出力アンペア数も確認しておきましょう。

一方のモバイルバッテリーを充電する速さは、製品のスペックにある入力電流値(アンペア数)をチェックします。入力値を記載していない製品が多いものの、ACアダプタが同梱(一体型を含む)されている場合は、ACアダプタの最大出力が参考になります。

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