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「君のイヤホン、汚れてないか?」

イヤホンを徹底的に磨く「秘技」大公開! 編集部・成藤少佐のイヤホンブートキャンプ

公開日 2019/04/30 07:00 原文:成藤少佐 訳:押野由宇
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“仮収納” に便利なグッズ

せっかく掃除したイヤホンも、傷や破損で壊れてしまえば “台無し” 。特に、イヤホンが聴こえなくなる原因ナンバーワンはケーブルの断線だ。しなやかに見えるイヤホンケーブルも、急な角度で曲げ伸ばしが繰り返されると中の導線が切れてしまう。よくあることだが、絡まった拍子に結び目ができたり、スマホに巻き付けてしまう、なんてことは避けるべきだ。

最近は安価なイヤホンにも収納ポーチなどが付属することが増えたので、これを活用していきたい。よりしっかり守れる上に、大型のイヤホンにも対応できるセミハードケースという選択肢もある。大きさや構造にもよるが、おおよそ1,000〜2,000円前後で売られている。これに使用後のイヤホンを入れるだけで、破損やゴミの付着はずいぶんと防げるだろう。

ケースにも色々あるが、セミハードケースなら幅広い大きさに対応できる

とはいえ、セミハードケースは頑丈な分、それなりに “デカイ” 。毎回外したときに “出し入れ” するのははっきり言って面倒だろう。だからといって適当にポケットに突っ込めば絡まってしまう。

最低限まとめておくためには、クリップやバンドタイプのケーブルホルダーを使うのも手だ。ケーブルをゆったりと円型にまきとり、最後にバンドで端を止めるだけでいい。絡まりやハウジング同士の衝突を防止できる。

ケーブルに通しておけるバンドなら失くしにくい

衣服に余ったケーブルを止めるシャツクリップとしても使えるマグネット式、太いケーブルでも確実に保持できるボタン式等があるが、仮収納するためなら、ケーブルに通しておけるタイプが楽だ。イヤホンを使っている時もケーブルについたままなので、使わない間にバンドの方を失くしてしまう心配がない。

いろんなバンドやクリップがあるので、用法やサイズに応じて選べる

メンテナンスの大原則:やりすぎない

ここまで色々書いてきたが、いずれの工程においても当てはまるのは「やりすぎない」ことだ。ガンコな汚れにこだわりすぎると、キレイにするどころか、逆にクロスでハウジングに傷を付けたり、ワックスループやブラシ、粘着材でフィルターを突き破ってしまうかもしれない。

新品並みに戻そうと躍起になるのではなく、適度なメンテで “相棒” のイヤホンを末永く使いたいものだ。

お掃除グッズを駆使してお気に入りのイヤホンを末永く使おう

…さて、イヤホンブートキャンプの第一回はどうだっただろうか? 私もちょっとキャラがブレてるところ、設定のツメが甘いところは修正しつつ、次回またお目にかかりたいと思ってる! 次回はもっとハードコアになるはずだ! ユー・ドン・ハフトゥー・ウォーリー、ジャスト・フォロー・ミー!!

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