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iPhoneユーザーも知っておくべき!「Type-C」をサクッと解説

海上忍
2019年03月07日
ここ1〜2年で急に見かけるようになったUSB端子「Type-C」。サイズは従来の「Micro-B」と大きく変わりませんが、上下の区別なしに差し込めるメリットがあります。なお、AppleではType-Cを「USB-C」と呼びますが、規格は同じです。

2019年3月現在、iPhoneに搭載されている端子は「Lightning」ですから、一見無関係のように思えますが、実のところそうではありません。理由は3つあります。

Type-C端子はiPhoneにも関係がある!?

ひとつは、USB-ACアダプタを利用した充電です。iPhone 8/8 Plus/X/XS/XS Max/XRは急速充電技術「USB Power Delivery(USB PD)」に対応しており、別売のUSB PD対応ACアダプタとUSB-C/Lightningケーブルを使用することで、30分で最大50%という急速充電(iPhone XSの場合)が可能になります。

Type-Cの普及も理由のひとつです。Type-Cポートを備えたパソコンが増え、モバイルバッテリーなどの周辺機器でもType-C対応が進んでいます。現在Lightningケーブルといえば、片側が「Type-A」の端子を持つケーブルを指しますが、今後は片側がType-Cのケーブル(USB-C/Lightningケーブル)も増えそうです。

そしてもうひとつは、iPad Pro(2018)におけるType-Cの採用です。iPad Proでは、Lightning端子はType-Cに置き換えられ、付属するACアダプタの出力ポートもType-Cに変更されました。2012年の登場以来、LightningはすべてのiOSデバイスに採用されてきましたから、今後発表されるiPhoneと無関係とはいえないはずです。

もっとも、以前に比べると接続端子の重要性は低下しています。iPhone X以降のモデルはワイヤレス充電(Qi規格)に対応していますし、バックアップやアプリのアップデートもWi-Fi経由で実行することが増えています。次のiPhoneがType-Cに変更されたとしても、大半のユーザーはスムーズに移行するのではないでしょうか。

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