【連載】ガジェットTIPS

iPhoneはAirPlayの「受け」になれる? なれない?

海上忍
2019年02月28日
iPhoneで再生した音楽を無線で飛ばす「AirPlay(エアプレイ)」。AirPlayに対応したワイヤレススピーカーやオーディオコンポが必要ですが、これがなかなか便利です。Bluetoothとは異なりペアリングは不要、同じネットワークに接続してさえいればOK。iPhoneメインで音楽を聴いている人が、自宅で気軽にいい音を楽しみたいという場合には、格好の選択肢となることでしょう。

そのAirPlay、ワイヤレススピーカーやオーディオコンポで受信できるのならiPhoneでも……と考えるのは無理からぬこと。実際、AirPlay対応パソコン(Mac)で再生した音楽をiPhoneに挿したイヤホンで聴きたい、iPhoneをAirPlayレシーバーとして活用したいという声をときどき耳にします。

しかし、iPhone(iOS)にはAirPlayを受信/再生する機能がありません。AirPlayに関してiPhoneは送信専用という位置付けで、今後も追加されることはなさそうです。

iPhoneのAirPlayは「受け」専用

ただし、技術的に可能かどうかでいえば可能です。実際にAirPlayの受信を可能にするパソコン用アプリやAndroid用アプリがありますし、AirPlayレシーバー機能を搭載したデジタルオーディオプレイヤー(DAP)も存在します。AirPlayの音声部分の受信はそれほど高い負荷がかからないため、そこそこの処理性能を持つデジタル製品であればソフトウェアの追加で賄えてしまいます。

なお、正式に「AirPlay対応」を名乗れるのは、Appleからライセンスを得た製品のみです。前述したパソコン/Android用アプリは、AirPlayの機能をリバースエンジニアリング(ソフトウェア解析)したことで実現されており、Appleによる動作保証はありません。

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