デイリーユースにちょうど良い、“ラフに使える”ながら聴きイヤホン「nwm GO」がこの夏の相棒になる
この製品最大の美点は、言葉を選ばずに言えば「ラフに扱える」ことだ。
本気で高音質を求める完全ワイヤレスイヤホンは丁寧に装着して、充電ケースにしまうものの、一方のnwm GOは出しっぱなし、かつ耳にかけるだけのラフさ。PC作業を終えればデスクの上に出しっぱなし、バッグにケースナシで放り込んでおくといった具合。アウトドアなら、ちょっと外して首に掛けたままにすることもできる。
この心理的なハードルの低さが、メイン機にはない圧倒的な気軽さをもたらすのだ。
“ながら聴き”に十分な心地よいサウンド。声の聞き取りやすさも嬉しい
nwm GOの音質についてもレビューしてこう。まずオープン型ワイヤレスイヤホンであるという前提もあって、愛用のリファレンス機で聴くような、音楽の細部まで分析するリスニングには向かない。だが、勘違いしてほしくないのは、「音が悪い」という意味では全くないことだ。
例えば、幾多りら「百花繚乱」を聴くと、中高域はクリアで、ボーカルはクリアかつ音数の多さも空間の広がりとして再現。開放型のために低音に包みこまれるほどの迫力はないが、ズンと響くリズムのアタックはしっかりと再現。作業を妨げない程度の適度な低音もあり、BGMや“ながら聴き”の音源を再生するには“これで十分”と思わせる、非常に心地よいサウンドだ。
また、宇多田ヒカル「BADモード」ではベースとシンセサイザーによる中域の心地よい音の厚みを再現してくれるため、耳周りを音楽が自然に覆うような臨場感を生み出す。
そしてもうひとつ、本機は人の声が聞き取りやすく、YouTubeやポッドキャスト等にあるニュースや学習系コンテンツと相性が良いことも紹介しておきたい。個人的にはYouTubeのコンテンツを屋外で“聴く”楽しみをする事が多い事もあって、ワイヤレスイヤホンとしての利用シーンとのマッチングの良さも感じられる。また、PSZ技術による音漏れの小ささも安心材料だ。
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nwm GOは、最高の音質を追求する製品ではない。しかし、最高のイヤホンを知るポータブル・オーディオ愛好家だからこそ、この製品が持つ「適度な距離感」と「圧倒的な気軽さ」という、他にはない価値が理解できるはずだ。
夏の日のランニング、リモートワーク、ちょっとした外出。メインのイヤホンを出すのは少し億劫に感じる、そんなシーンは意外と多い。この手軽さなら、アウトドア用のセカンド機として、キャンプの荷物に雑に放り込むのも全く苦にならないだろう。音楽との付き合い方は、一つである必要はない。
ワイヤレスイヤホンのコレクションにnwm GOを加えると、オーディオライフは、もっと自由に、もっと豊かになる。そんな確信を抱かせる、優れた製品と言えるだろう。
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(協力:NTTソノリティ株式会社)
