nwm、軽量ネックバンド型“耳スピーカー”「nwm GO」。斎藤工がアンバサダーに
NTTソノリティは、同社nwmブランド初のアクティビティ向け“耳スピーカー”「nwm GO」を3月18日より発売する。価格はオープンだが、nwm公式ストアでは税込16,500円での販売を予定。3月1日より先行予約受付も開始する。
■ブランド初のアクティビティ向け“耳スピーカー”。20gの軽量設計「nwm GO」
NTTソノリティは2022年にnwmをローンチして以来、NTTの技術を搭載した「ながら聴き耳スピーカー(耳スピ)」製品を展開してきた。同社の製品はコロナ禍での生活様式の変化から、主にリモートワークやビデオ会議といったビジネスシーンで高い支持を得てきたが、新たにワークアウトやレジャーなどのアクティビティを充実させるための製品として、ネックバンド型の「nwm GO」をリリースする。
独自の音漏れ防止技術「PSZ(Personalized Sound Zone)」を搭載するとともに、本機に最適化された新開発の12mmダイナミックドライバーを搭載。同社の調査によると、他ブランドのながら聴き製品と比べて全帯域にわたって音漏れが抑えられているうえ、ソリッドでボリュームのある低域とバランスの良い中高域を楽しめるとしている。
再生周波数帯域は100Hz-20kHzで、BluetoothはVer.5.3、コーデックはSBC/AAC/LC3/CVSD/mSBCをサポート。マルチポイント接続やAuracastにも対応するが、NTTソノリティのコア技術のひとつである、使用者の声をクリアに届ける「Magic Focus Voice」は非搭載となる。
連続再生時間は最大10時間。ネックバンド部はシリコン製で、耳に負担が少ないという耳掛け式を採用。約20gの軽量かつ柔軟性の高い設計によって、快適な装着感を安定性を実現したとのこと。
IP55というシリーズ最高の防塵・防水性能によって、雨の中やハードなトレーニングでも気兼ねなく使用できると説明。デザインには他シリーズ製品と同様のラウンドモチーフを採用し、自然からインスピレーションを受けたというフォグブラック/グレイシャーホワイト/ソイルベージュの3カラーをラインナップする。
■斎藤工を新アンバサダーに起用。TVCMやキャンペーンを3/1より実施
都内にて実施された発表会では、NTTソノリティ代表取締役社長の坂井博氏が登壇し、「nwmは共存をコンセプトに、音のイノベーションで課題を解決するためのブランドとして設立した。現在は5製品をラインナップし、主にビジネスシーンで支持を得ているが、ワークアウトやレジャーを安全かつ快適に楽しめるよう、アクティブシーンに最適化した製品としてnwm GOを発売する」と語る。
この6ラインナップをもって「2025年は耳スピの認知拡大を目指していく」と説明。同社が2024年11月に行った調査によると、オープンイヤー型イヤホンの認知度は57.7%と高まっているものの、実際に使っている/使ったことのある方は15.9%に留まるという。
そこで、俳優の斎藤工氏をアンバサダーとして起用した新TVCM「nwm 耳スピ『初耳』編」を3月1日より放送することを発表。斎藤氏が4人組ロックバンド・MIMISPI(ミミスピ)に1人4役で扮し、耳スピの魅力を語る内容で、本日2月26日からはnwm公式サイト、YouTubeでCM本編とメイキングムービー、耳スピ体験動画も公開されている。
さらにCM放送を記念し、さまざまな連動キャンペーンを実施。3月1日から5月11日にかけては、nwm公式ストアにて対象製品を10%オフで購入できる「耳スピをはじめようキャンペーン2025」が行われるほか、3月31日までの期間中、購入者全員がMIMISPIオリジナルステッカーをもらえるほか、抽選で100名にMIMISPIロゴ入りオリジナルタンブラーが当たるプレゼントキャンペーンを実施。
また、nwm公式X、Instagramでは、斎藤氏のサイン入り製品やMIMISPIフィルム写真などが抽選で当たるSNSキャンペーンを3月1日より実施。加えて3月20日にはアーバンドック ららぽーと豊洲で、3月29日、30日にはグランツリー武蔵小杉で耳スピ体験会が実施される。
坂井氏は「まずは関東圏でCMを放送し、都市部でのブランド認知度25%を目指しつつ、やがてオープンイヤー型での想起率3位を目指していきたい」と意気込みを語った。
■「製品が本当に素晴らしい」斎藤工がゲスト出演
発表会には新アンバサダーの斎藤工氏がゲストとして出演。nwm耳スピの感想を聞かれると「製品が本当に素晴らしい。(斎藤氏が使っている姿を通して)すでに2名が買ってくれている」と、早くもアンバサダーとして活躍していることを語る。
今回のCMではボーカルが完全ワイヤレスの「nwm DOTS」、ギターがヘッドホンの「nwm ONE」、ベースが有線型の「nwm WIRED」、ドラムが新製品の「nwm GO」をそれぞれ体験しており、発表会に登壇して各製品の魅力をアピール。ボーカルのDOTSからは、「斎藤工は誰にも頼まれていないけど本を執筆している」と“初耳情報”が明かされる一幕も。
また、耳スピにちなんで「最近開放感を感じたこと」を聞かれた斎藤氏は、芸人・永野のコントライブ「永野50歳記念ライブ〜ありがとう斎藤工」に出演し、自作コントを行ったことだと回答。記録に残らない前提の“あまりメディア向けではない内容”(永野には社会派コントと評された)とのことで、「ある種の開放感があった」と語ってくれた。



