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「副音声を聴きながら臨場感もコミュニケーションも楽しめる、次世代の観戦スタイル」

nwmの“耳スピーカー”「nwm WIRED」が、「音響XR技術を活用した新しい野球観戦」の実証実験に使用

公開日 2025/05/20 12:00 編集部 : 伴 修二郎
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NTTソノリティは、同社nwmブランドのオープンイヤー型の “耳スピーカー” 「nwm WIRED」が、6月28日(土)18時に西武ライオンズの本拠地・ベルーナドームで開催される「音響XRを活用した新しい野球観戦」の実証実験において “観賞デバイス” として使用されることを発表した。

本実証のイメージ

本実証は、パートナーシップ契約を締結しているNTTコミュニケーションズ(株)と(株)西武ライオンズとの共創の一環として実施されるもの。(株)NTT ExCパートナーの協力のもと、NTTコンピュータ&データサイエンス研究所が研究を進めている「PSZ(パーソナライズドサウンドゾーン)」技術を搭載したnwmのオープンイヤー型イヤホン「耳スピーカー」と、リアル空間の音と耳元の音響デバイスから再生されるバーチャル空間の音を融合する「音響XR」を活用した、新しい野球観戦の実証実験としている。

従来球場で野球を観戦しながらイヤホンで実況・解説などを聴く場合、これまでのインナーイヤー型イヤホンでは耳がふさがれてしまうため、現場の演出音や歓声などから感じる臨場感を損なってしまうことや、同行者や周囲のファンとのコミュニケーションが取りにくいという課題があったと同社は指摘する。

そこで、NTTグループが開発した耳を塞がない構造のオープンイヤー型イヤホンと音響XR技術を組み合わせることで、球場ならではの臨場感や周囲のファンとのコミュニケーションを妨げることなく、音声解説も楽しめる新しい観戦体験の実現を目指すとのこと。今回実際の球場環境で実証実験を行うことで、来場したファンの方々の満足度向上を目指すと説明している。

本実証は、実際のプロ野球公式戦において、オープンイヤー型の “耳スピーカー” 「nwm WIRED」を用いて、来場者にリアルタイムでの音声解説を体験してもらうイベント形式で行われる。NTT ExCパートナーによる音響XR技術を活用した音響加工とリアルタイム配信により、解説者の声があたかも隣の席から聞こえてくるような臨場感を再現するとのこと。

「耳スピーカー」の使用イメージ

また、ドーム型球場で応援歌や音楽が鳴り響くというプロ野球特有の観戦環境下での実用性の検証に加えて、体験いただいた方へのアンケートを実施することで、本格導入に向けた課題を抽出するとしている。本イベントの申し込みは埼玉西武ライオンズイベント情報をチェックするようアナウンスしている。

 

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